~Skype&電話でお子さんの発達支援。ペアレント・トレーニングも開催~

グレーな卵、金の卵になあれ

ひきこもりは予防できるか

hinamama 2015年05月30日 

 

連日の「発達障害なぼくたちから」の記事に敬服しています。
サポートセンター名古屋さんの活躍を嬉しく思います。
ひきこもりの回復に全力を投じて奮闘されているみなさん、
頑張ってください。
そして、サポートセンター名古屋さんのブログを通して

多くの人が生きる希望を見いだされますように

願ってやみません。

 

 

ただ、サポートセンター名古屋さんの尽力(マンパワー)が
日本全国のひきこもりの多さに追いつかないという現実があります。

 

 

どうしたらいいのだろう?

 

 

せめて、今の私にできることは、

情報提供・情報発信くらいしかありません。

 

 

そこで、ひきこもりの人口を減らすには?と考えました。

減らすにはやはり、「予防」です。

「予防」とは、それが起こるずっと前からそなえること。

起こらないかもしれないけれど、そなえること。

流行り風邪の対策と同じです。

 

 

ひきこもりの人の多くに発達障害があるというのは

多くの調査結果から明らかになっています。

子どもの頃に発達障害があることに気づかれずに

成長して二次障害が起こってからひきこもりになる人が多いのです。

そういった人たちが、もし発達障害を早期発見されていたら

ひきこもりは防げる場合が多いでしょう。

いいえ、発達障害と診断されなくとも、

「発達障害かもしれない」と思ったならその時から、

子どもの特性に向き合えば

ひきこもりの「予防」はできるでしょう。

 

 

まとめます。

ひきこもりは「予防」ができます。

すべての人に有効とは限りませんが、

「予防」の対象となるのは、

①乳幼児健診で心理(発達)相談をすすめられた子ども

②診断にはおよばなくても、

親が「発達障害かもしれない」と思った子ども

このふたつにあてはまる場合は、

予防的な視点を持って子どもと関わっていくとよいと思います。

 

 

この「予防的視点」はなにも発達障害児だけに有効なわけではありません。

すべてのお子さんに有効です。

でも、上記のふたつに当てはまる人には

特に取り組んでほしいことです。

 

 

では、「予防」として

どのようなことに取り組めばいいのか。

それは、「うちの子、発達障害かもしれない」と

思ったら、以下のことに取り組むとよいと思います。

 

 

★背伸びをしない。

(迷ったらハードルの低い方を選ぶ)

 

★特別な居場所を用意しておく。

 

★我が子だけの学習ルールを作っておく。

 

 

この三つの★について数回に分けて考えていきます。

 

 

 

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子どもは「今」を受け入れている

hinamama 2015年05月28日 

 

「昔と今で子どもは違うのか」

連日考えてきましたが、

ところで子どもはどう思っているのか?

 

 

答えは当然のことながら、

「そんなこと考えちゃいない」です。

だって昔を知らないもの。

テレビで昭和のことを見ても、

「あー平成に生まれて来てよかった」と

全ての子どもが言うでしょう。

 

 

子どもは大人と比べるとものすごく柔軟だし、

「今」を受けとめて生きているのです。

「大人がどれだけ取り越し苦労をしているのか」

ここ数日の自分の記事を振り返るとそう思います。

子どもはみんな、「今が一番いい」って言うんだもの。

(昭和の時代を特別に好む趣向がある子はこの限りではありません)

 

 

もう、そこからして、親と子というのはズレがありますからね。

親には比べる過去がある。

子どもには比べる過去がない。

だから、「変わった」という概念は大人にしかない概念。

でも、人が歴史を学ぶことが必要であるように、

人として生きる「やりかた」は語り継いでいく必要がありますよね。

 

 

一方的に伝えるばかりじゃ

「お母さん、ふるっ(古い)!」

「しつこいなあ」と言われますけどね。

 

 

時代差の話以外でも

「しつこいなあ」と受け付けてもらえなかった時の

とっておきの返し言葉をお教えしましょう。

 

 

「お母さんというのはね、

どうでもいいことを何度も言う生き物なのよ。

あなたの心配をするのがお母さんの仕事なんだもん」

 

 

たぶん、こう言われたら、子どもは言い返せないんじゃないかな。

もし、こう言って言い返されたら、

ご一報ください!!

かわりの言葉を考えます。(笑)

 

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たとえば、家電(いえでん)がなくなったこと

hinamama 2015年05月26日 

 

科学の目覚ましい進歩で人間が変わったこと。

私が筆頭に挙げたいのは「コミュニケーション」です。

 

 

子どもが携帯電話を使うようになってから、

友だち同士の連絡に家電(いえのでんわ)を使わなくなりました。

親は「誰と付き合っているのか見えなくて心配」と言いますが、

もっと心配なことがあります。

 

 

「誰と」よりも「どのようにして」が心配です。

「どのように」コミュニケーションをとっているかが激変しています。

私が作った言葉ですが、

今のコミュニケーションは「衝動型」で

以前は「言語型」だったと思うのです。

 

 

昔、彼氏に電話するとき。

彼が出るとは限らない。お母さんが出る確率が高い。

お母さんに嫌われたくないから言葉を考えます。

お母さんバージョンのシナリオを考えるのです。

それから、1日に何度も電話できないから、

1回に気持ちも込めて用件もはっきりしておかないといけません。

頭の中で「言語化」して会話する・・・

いろいろな場合を想像して、相手の反応も想像する・・・

それが家電の文化だったと思います。

 

 

でも今は違います。

アッと思いついたらすぐ携帯の文字をタップする。

すぐに通話ボタンをタップする。

言いたいことを「言語化」する前にコミュニケーションしています。

「衝動」でコミュニケーションできる時代なのです。

(スタンプだけでもやりとりできる時代です)

そして、後から想像するのです。

「返事が来ないのはなぜだろう」

「嫌われちゃったのかなあ」とか。

メールする前に考えた方がいい結果になると思うんだけど。

 

 

「衝動型」コミュニケーション、共感していただけましたか?

「言語化」しなくてもコミュニケーションができる今日。

ありがたいですか?困りますか?

私は、これも「ワクワクドキドキ」の減退の元ではないかと思うのです。

 

 

時代を憂いでばかりでは進歩がありません。

ここで「金のたまご発達相談」らしく具体策を盛り込みましょう。

子どものコミュニケーションに、

「時間」という調味料をふってください。

以前も書いたことがありますが、

その伝えたい言葉を「ためる」提案をしてみてはいかがでしょうか。

 

 

「明日もその気持ちが変わらなかったら、相手に言ってみようか」

「メールをする前に、まず相手がそれを読んだ時のこと想像してみて」

「そのメールをもらった時、どんな気持ちだった?」

 

 

「そんな風に言ってきたの?やーね!ほっときな!」

「そんな言い方してきたなら、こう言い返してやりな!」

こんな風に助言したら、「衝動型」のコミュニケーションですよ。

「目には目を」的な反応も時には必要ですが、

気持ちに余裕がある時は

じっくり子ども同士のコミュニケーションに

耳を傾けてみてはいかがでしょうか。

「発言と発言の間に少し余計に時間をとらせる」

これが「時間」の調味料です。

 

 

時代に逆らうように「スロー」という言葉も流行っています。

スローライフをコミュニケーションにもおすすめします。

言葉をすぐに「つぶやく」のではなく、

「ためて」「言葉を選ぶ」作業を取り入れる。

想像力(前頭前野)のトレーニングです。
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親の「期待」は変わらない

hinamama 2015年05月24日 

 

いただいたコメントから、昔も今も変わらないことをみつけました。

 

 

親の子どもへの「期待」です。

 

 

たとえば、習い事。

昔からピアノの習い事は定番でした。

私にも記憶があります。

ある日、突然ピアノがうちに運ばれてきて、

これから習うんだよって言われました。

嬉しくて、誇らしくて、ワクワク・・・

したのはピアノがうちに来た日だけでした。

すぐに飽きて、練習もしなくなって、それでガミガミ怒られて、

辞めたいと言っても辞めさせてもらえなくて、

13年も続けさせられました。今でも嫌な思い出です。

 

 

そうやって考えると、親の「期待」の押しつけは

今より昔の方がひどかったかもしれません。

ピアノかヴァイオリンか習字かそろばんくらいしかなかった昔より

今は習い事にはもっと選択肢があるので、

今の子どもの方が楽かもしれません。

 

 

親に当時の恨みを話すと、親は全然覚えていなくて

「あら、そんなに嫌だったの?」とか

「当時はみんなやっていたからねえ」とか

さらりと言いのけられたりします。

 

 

「ちゃんとした教育を受けさせるのが親の務めだ」

「よそ様に恥ずかしくない人間に育てなくては」

といった考えはむしろ昔の方が強かったように思います。

 

 

時代が変わっても、親というものはそれほど変わっていないようです。

科学の発達とそれにともなう社会現象と親心が

化学反応を起こして子どもが変わっていくのでしょうか。

 

 

バブルの時代は、終わってみて初めて、

その異常さに気がつかされましたが、

バブルに限らず、今だってバブル並の変化をしています。

今この時も、驚くほどに変化しているということに

さなかにいる私たち大人は気づいていないのでしょうね。

 

 

大人が勝手に変えていく世の中に

無抵抗な子どもはただ、

ついていくしかないのです。

大人がちゃんと子どもを守らなければ、と強く感じます。

 

 

また、ほかのコメントからも気づいたことがあります。

国の差、文化の差です。

もうずっと昔から、アメリカではインクルーシブな世の中になっていました。

携帯やネットが普及しても、その文化は変わることがないようです。

「文化の基礎」がしっかりしていれば、

人間は科学技術の進歩に追いついていくことが出来ます。

 

 

日本は歴史もあり誇れる文化もあるのに

なぜ時代にこんなにも左右されるのでしょうか。

アジアの共通特性なのでしょうか。

 

 

考えても何にもならない話になってきました。

今日、書きたかったことはそこではありません。

「日本の親は変わっていない。

時代の進歩と親心が化学変化を起こしているだけ。

その変化に無抵抗な子どもたちを

私たちは守っていかなければならない」

ということです。

 

 

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まずは、変わったのはやはり周囲の「目」

hinamama 2015年05月22日 

 

「昔と今で子どもは違うのか?」

 

 

子どもの置かれる環境や

子どもがより管理されることによって

大人が子どもに求めるものが変わってきたことがひとつあります。
 

関連記事
「昔と今で子どもは違うのか」

 

子どもの脳にも変化が起きていることも事実のようです。

 

 

今の子どもは「ワクワクドキドキ」体験が少ないので

集中力や感情のコントロールが苦手になっているらしい。

 

 

今日はひとつめの要因の方を

軽い話題でお話したいと思います。

(芸能ネタです)

 

 

みなさんも、テレビを見たり本を読んだりしたときに、

「昔はそうだったよな~」と思うこと、

多くありませんか?

 

 

たとえば私は先日の「王様のブランチ」を見ていて

そう思いました。

ゲストに貫地谷しほりと長谷川京子が出ていて、

自身の体験を話していたコーナーです。

貫地谷しほりは活発で目立つ女の子だったようで、

小学校の参観日に

お母さんが来てくれたのが嬉しくて、

後ろを向いて下敷きで頭をこすってふざけていたそうです。

長谷川京子は自分の娘が宇宙人みたいで

マイペースで何を考えているかわからないとのこと。

でもご自身がそういう子どもだったので、

親子だからかな、と思っているそうです。

 

 

芸能人になれたから

その目立ち加減は個性と呼べるようになったし、

自分もそうだったから、

子どものそういうところも許せる、という例ですね。

 

 

でも、日常的に私たちの生活レベルで考えたら、

このふたりの子どもは「普通じゃない」という

レッテルを貼られそうですよね。

 

 

参観日に椅子に後ろ向きに座って

下敷きで髪の毛を逆立てている子がいたら、

何と言われるでしょうね?

 

 

実の親が「何を考えているかわからない」

という子どもは相当変わっていますよね。

今だったらすぐに「発達障害かしら?」と

相談機関を転々としてしまう人だって出てきそう。

 

 

20年くらい前までは

「発達障害」という言葉が知られていなかったので、

ほとんどのことが「個性」として

放っておいてもらえました。ところが今は、

当事者だけでなく周囲の関係ない保護者が

「そういう子がうちの子のクラスにいたら大変!」

とか言って目を光らせたりするから面倒です。

放っておいてもらえないし、

保護者はどうしても人の目が気になってしまい、

自分の子どもの育ちに

純粋に目を向けられなくなってしまいます。

 

 

本当に生きづらい世の中になったものです。

 

 

その反面、人とは勝手なもので、

発達障害やパーソナリティー障害が出てくる小説を好みます。

みんなそれと知らないで読んでいると思いますが、

だいたい売れている本には発達障害者が出てきます。

三島由紀夫しかり、夏目漱石しかり。

 

関連記事
「三島由紀夫に言わせるとアスぺは」

 

今でいうと、

直木賞を受賞して平積みで売られている

西加奈子の「サラバ!」だってそうです。

自閉スペクトラム症と思われるお姉さんがキーパーソンになっています。

 

 

人って、本当に勝手だなあと思います。

それが自分と関係ないことならば、

発達障害だって受け入れるし

「すばらしい」とさえ感じてしまうのです。

それが「人間ドラマだ!」なんて感動している。

 

 

当事者にしてみれば、

「それが、なにか?」と言いたくなりますね・・・

 

 

でも、日本の小説はどれも素晴らしいです。

私も、三島にも西加奈子にも感動します。

 

 

障害がある人も、ない人も、同じ本で感動できる。

それだけ人間って、多様性があるんですね。

誰だって、凸凹がある方が面白い!って思っているんです。

 

 

だから、凸凹があろうと診断名があろうと、

子どもは昔も今も変わらない。

世の中がかなりのスピードで変わっているだけ。

私たち大人が変わってしまったので

子どもの前頭葉が少ししぼんでしまっているだけ。

こうやって考えると、少しすっきりするのは

私だけでしょうか?

 
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昔と今で子どもは違うのか

hinamama 2015年05月20日 

 

表題のテーマ、ずっと考えていました。

考えても何にもならないと思いながら、気になるテーマです。

「昔と今で子どもは違うのか」。

 

 

ふたつあると思います。

ひとつは、世間が何かにつけて区別をしたがるようになったから

「良い子」でない子は「悪い子」

といった観念が生まれていると思います。

(発達障害がある子は「悪い子」として

必要以上に区別されている感があります。)

昔は許されていることが

今の子どもには許されていないから

「子どもが変わった」と思われているところは大きいと思います。

 

 

そしてふたつめですが、

実際今の子どもは内面的に変化しているようです。

ネット社会や習い事。

受験があるから遊べるのは小3まで・・・

会社員と同じような生活をさせられて、

未発達の頭脳には負荷がかかり過ぎています。

塾の行き帰りまでメールで管理されて、

体にチップを埋め込まれたハリウッド映画さながらの生活。

子どもに選択肢がなさすぎる。子どもの管理が強化されている。

そうして子どもは社会に対応するために変化しているのです。

 

 

昔と今の子どもの脳が変化しているそうです。

先日、テレビでやっていましたが、

今の子どもは前頭前野が発達していないそうです。

前頭前野は思考や創造性を担う、

ヒトとして最も大切な脳です。

前頭前野はワクワクドキドキするような体験をすると

活性化するそうです。

(ワクワクドキドキしないと創造性は育ちませんよね)

前頭前野が活発になると、

集中力が増して感情のコントロールもできるようになるそうです。

 

 

なぜなら、ワクワクドキドキすると、

行動の「アクセル」が活性化するから。

「アクセル」が活性化すると、

自然と「ブレーキ」も機能するようになるんですって。

 

 

(ちなみに、「前頭前野の不活発型」の子どもの割合は、

昔は約20%程度だったのが

今は約40%もいるそうです。)

 

 

なるほど、なるほど、です。

 

 

しばらくこの「子どもの変化」についてを、

「社会の変化」という観点から

考えていこうと思います。
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ADHDを考える⑥二次障害が起こってしまったら

hinamama 2015年05月18日 

 

子どもが暴力をふるったり暴れたりすると、

子どもの衝動性のせいだと思ってしまう親御さんは多いのではないでしょうか。

 

 

確かに衝動性には違いないかもしれませんが、

「衝動性」という言葉は

イコール「ADHDの特性」と連想してしまいがちですね。

 

 

はたして子どもは、

ADHDの特性によって暴れるのでしょうか?

答えは「ノー」だと思います。

 

 

暴れてしまうのは、

もう親や周囲の人間にあらがえなくなったから。

何を言っても伝わらなくなったから。

とにかく八方塞がりになって、

暴力でもふるわないと息もできないくらい苦しくなるからではないでしょうか。

 

 

子どもが八方塞がりになってから二次障害は起こるので、

二次障害が起こってから事態に気づく親が多い。

事前に気づいて予防できる人より

圧倒的に多いです。

というよりも、もっとはっきり言ってしまえば、

「二次障害は起こってからでないと気づけない」

という体質があります。

 

 

ということは、二次障害はたくさんの場所で

多くの人に起こっている!

決してひとごととは思えません。

 

 

では、二次障害が起こってしまったらどうしたらいいのでしょう。

 

 

二次障害は持って生まれた「特性」とはちがって、

「症状」です。

病気の症状と同じです。

原因(病原)がありますので、改善は可能なのです。

 

 

ですから、あきらめずに、

親子で人間関係のスキルアップをするといいと思います。

子どもというより、親のスキルアップの方が必要です。

親子の関係を見直してください。

 

 

親が圧倒的に強くなっていませんか?

子どもの意見を親が通してあげたことはありますか?

「こうなってほしい」と考えて子育てしていませんか?

「これはしないでほしい」と考えて子育てしていませんか?

 

 

とにかく、自分が「なってほしいような人間になってほしい」

と考えてはいけませんよ。

 

 

親が見方を変えることができれば、

治療はほぼ完了といっていいかもしれない。

子ども(思春期を含む)は大人より柔軟ですから、

環境さえ整えば、自分で生きる道を探すことができます。

(自閉症の子どもは今日の記事にはあてはまりません)

 

 

親子の関係を見直したら、

次は子どものスキルアップにつとめてください。

自閉スペクトラム症圏内の子どもたちは、
学習することで人間関係や感情を学びます。
学習し続けることが大切です。

学習すれば、行動修正は可能です!

 

 

今日の記事は、

それ(スキルアップ)がいかにもすらすら簡単にできるような

記述になってしまったかな、と心配しています。

今日書いたことはものすごく、ものすごく難しいことです。

でも、子どもが二次障害を克服するあらすじをまとめると

こういうことなのだと思うのです。

 

 

今日はイメージトレーニングのような気持ちで

読んでくだされば幸いです。

 

 

オンリーワンのオーダーメードな話が

ご希望でしたら、

ぜひ、「金のたまご発達相談」に

相談してくださいね。

(たまには宣伝させてくださいね)

「金のたまご発達相談」ホームページはこちら

http://hinamama.net

 

 

6回にわたり考えてきたADHDですが、

今回はこれで終わりにします。
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ADHDを考える⑤二次障害は予防できるか

hinamama 2015年05月16日 

 

表面化する「問題行動」は環境によるものが多い。

「特性」が問題行動を起こすことは少ない。

「問題行動」となるのは、多くは二次障害によるものです。

 

 

二次障害というのは、もともと持っている特性が変容するのではなく、
ストレスなどの環境要因が引き起こす症状です。

 

 

たとえば、こんな経験ありませんか?

子どもに人よりできないことがあったり、

自分が子どもの頃にはできていたことが

自分の子どもにはできなかったり・・・

そういうことがあると、親は

「よかれ」と思って自分の経験からしつけをしようとします。

自分の経験からものを言う時、

それは「先回り」であることが多いのです。

 

 

親が「先回り」して答えを教えてあげれば、
そりゃあ失敗は少なくて済むかもしれません。
でも、そのかわりに子どもは、
自分の中ですでに決めていたことを否定したり、
決定権を奪われることで
自分に自信をなくしてしまいます。

 

 

自信をなくすと、自己主張できなくなったり、

自分の考えは親には通らないと思ってしまいます。

もう、暴力でしか感情を表現できなくなる子もいます。

こういうことが「二次障害」です。

 

 

学校でも同じようなことは起こります。

自分に決定権がない。

「お前は悪い子だ」といった決めつけを

され続ける。

否定ばかりされて、身動きができなくなる。

暴力で訴えるほかに方法はありますか?

 

 

二次障害を防ぐために

親として心がけておきたいこと。

それはひとつは

子どもの自己決定を尊重すること、
すなわち、かれら自身が考え、
かれらが選択することにより、
自立がうながされるという認識をもつことです。

 

 

以下、以前も紹介しましたが、

「軽度発達障害と思春期」(古荘純一・著  明石書店)

から引用します。

 

 

親としてはつい、

手も口も出したくなりますが、
そこはぐっとがまんして、
十分に考える時間を与えてあげましょう。
かれらの自立のためには、
選択を急がないことも大切なのです。

 

もうひとつ、
思春期のこの時期に親として
注意したいことは、
かれらの自己評価が下がらないように
接することです。
かれらをみていて、つい、
「中学生なんだから」
「まだそんなことをやっているのか」
などと言いたくなることが
あるかもしれません。
しかし、
親のそんな言動が時として
子どもにとって、
大きなプレッシャーを与えるだけではなく、
自己評価の低下、ひいては
将来にわたってトラウマとして残る
可能性もなくはないのです。

 

 

(P.143~144)
また、本書では、
だからといって甘やかすことと
愛情を注ぐことは違うと述べられています。
子どもが問題行動を起こせば、
それがなぜ起こるのかを
子どもと一緒に考え、
しないためにどうすればいいのかを
具体的に考えていく必要があるのです。

 

 

こういうことの積み重ねが

二次障害の予防になるのではないでしょうか。

 
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ADHDを考える④「行動の制御」の問題と非行

hinamama 2015年05月14日 

 

衝動性と非行の関係ですが、
残念ながら無関係ではなさそうです。
ただし、関係が出てくるのは
子どもの衝動性を放っておいた場合、らしい。

(「児童青年精神医学とその近接領域」第46巻第4号より)

 

過去記事に書きましたが、
「非行少年に共通した特徴」

 

少年鑑別所に入る少年たちには

ADHDやアスペルガーの子が確かに多いそうです。

がしかし、以前から診断を受けたり療育経験がある子は

少年鑑別所には入ってこないそうです。

非行や犯罪を犯して施設に入所してはじめて

問題行動に親が気づき慌てて診断を受ける、

というパターンがほとんどだというのです。

 

 

「教育がいかに大切か」がよくわかるデータです。

療育や相談を継続していた子どもは
非行に走る確率が非常に低い、

(皆無に近いと論文に書いてあります)
ということなのです。
療育や相談を継続していれば、行為障害や
反抗挑戦性障害に移行せずに済む

という確率が高くなるということなのです。

 

 

「行動の制御」が苦手なのは、

子どもの道徳心や倫理観が乏しいからではありません。

チックの原因ともなっている

「前駆衝動」(それをせずにはいられないという感覚)

という脳の機能の活動も関係あると最近ではいわれています。

 

 

暴力や万引きなど、

親としてはショックな行動を子どもが起こしても、

やみくもに叱るのは適切でない場合があるのです。

ADHDの子は「いけないことはいけない」ということは

充分にわかっているのです。

「わかっているのにやっちゃった」

だから終わってからものすごく後悔したり

自己評価を下げるのです。

 

 

非行は予防が肝心だということですね。

「早期発見、早期療育」と言う言葉がありますが、

これはなにも知能の発達とか能力の開発のためではなく、

非行防止だったり

QOL(生活の質の向上)のためなのだと思います。

 
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ADHDを考える③親が気になることと「程度」とは違う

hinamama 2015年05月13日 

前日、ADHDの子の特徴をいくつかあげました。

「ADHDを考える②どの程度なら許せる?」

これらの特性やこだわりの程度が強いと

本人も親も「困り感」が増えていきます。

 

 

これらの「特性」だけに目を向けていれば

シンプルに生活できると思うのですが、

親の心配がこれらの「特性」に限らない場合が多く、

それが生活を複雑に、

そしてゆううつにしている人が多いとお見受けします。

 

 

「特性」に限らない、別の心配事とは?

 

 

それは、「親がどうしても気に入らないこと」です。

たとえば・・・

子どもがあいさつをしない。

子どもが友だちと遊ばない。

子どもが汚いことをする。などなど。

 

 

ここまで読んでお気づきの方もいらっしゃると思いますが、

こういった「親が気に入らないこと」というのは、

たいていはもっと後になれば解消することが多いのです。

あいさつだってもっと大きくなればそこそこ出来るようになるし、

友だちだって、欲しいと思うようになります。

それよりも

子どものことで気にしてあげるべきは、

前日あげた①から⑧のことがらです。
「ADHDを考える②どの程度なら許せる?」
子どもがあれもこれもできなくて、

親の思い通りにいかなくてイライラしてしまった時、

ご自身にこう問いかけてみてください。

「私は今、子どもの特性で悩んでいるのか?

それとも、自分の気に入らないことで悩んでいるのか?」

 

 

イライラしているさなかに

こんな問いかけするのは難しいと思いますが、

今こうしてブログを読んでいるような

気持ちが平静(フラット)な時に、

整理しておくのもよいかと思います。

 

 

次回は「行動の制御」という観点について考えます。

 
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