~Skype&電話でお子さんの発達支援。ペアレント・トレーニングも開催~

グレーな卵、金の卵になあれ

Amazonの本のリンクを貼る

hinamama 2016年10月31日 

20161030_095204

このブログで本を紹介する時、

いつもスマホで写真を撮って貼り付けていました。

画像が不明瞭だし、クリックしてもどこにも飛ばないし、

これじゃあ不便だと思っていました。

 

 

他の方のブログみたいに

Amazonに飛べばいいのになあ・・・

と思っていましたが、なんせ専業主婦が長かったせいで

パソコン操作は本当に苦手。

ずっと後回し、後回しにしてきました。

 

 

が、いよいよこのたび、

Amazonに登録いたしました!!

 

 

記念の初日に自分の本を紹介したかったのですが、

12月出版予定なのでまだアップできません。

なので、初日の今日は

私が働くクリニックの院長の本をご紹介します!

 

 

数々ある著書の中から、

このブログを読んでいる親御さんに役に立ちそうなものを

3冊ご紹介します。

 

 

 

↑ こちらは子どもの「あれ?」という症状が

どのようなものに起因するのかがわかる

読みやすく便利な1冊です。

ネットサーフィンして色々な人の話をとり入れると

時に混乱しますので、

この1冊に頼った方が賢明ではないかと思います。

 

 

 

↑ これはこのブログを読んでいる方もご存じの

ひきこもりの第一人者の斎藤環先生とのコラボ本です。

子どもに限定していませんが、コンセプトは1冊目と似ています。

お二人は大学の先輩と後輩だそうです。

 

 

 

↑ これは山登敬之先生の最新刊です。

(すぐに増刷されて売れ行き上々みたいです (笑)

タイトルにもありますが、

「思春期以上、病気未満とのつきあい方」

がコンセプトです。

売れるのも納得ですね。

 

 

なんて画像が綺麗なんでしょう!!

もっと早くからこうすればよかったです。

でも、私にとって、ここまでくるには、

それなりの時間と労力が必要だったのです。

授業でも情報の時間(パソコン操作)が

あるような今の世代とは訳がちがうのです。

 

 

これからはもっと自由に気軽に

大好きな本の紹介ができるので

ワクワクします。

 

 

 クリック、励みになります。   
  ↓ ↓      ↓ ↓   

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ  

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

「グレーな卵、金のたまごになあれ」は
電話&Skype相談も行っております。
こちらではオンリーワンのあなたのケースを
ひなママが一緒に考えていきます。

詳しくはこちらから
↓↓↓
~ 金のたまご発達相談 ~
http://hinamama.net

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

興味の狭い子には大人から関わる感覚遊びを

hinamama 2016年10月30日 

69e1c7ec8f0328f28b145df3e9c4caea_s

昨日の記事に興味の偏りと狭さのある子どもの

遊びについて書きました。

今日はその続きです。

(昨日の記事「いつも同じ遊びになってしまう。どうしたらいい?」)

「自閉症スペクトラムの子どもとの家庭でのコミュニケーション」

東川健・東川早苗著 エスコアールより引用します。

 

 

同じ遊びを繰り返してばかりで

違う遊びに発展しない・・・

という子どもは「変化」を嫌う傾向がありますので、

嫌いな「変化」を促すことは

子どもの意に反することになりかねません。

それでも、子どもの成長のためには

遊びに広がりをもたせたいところです。

 

 

子どもの遊びが広がるには

1.今の遊びに枝葉をつけていく考え方

2.他の取り組みやすい遊びを少しずつ増やしていく考え方

が必要です。

 

 

1.の考え方は、子どもが夢中になっている遊びに親が介入していくということです。

車を並べていたら駐車場のラインを書いてあげる、

電車遊びをしていたら電車の効果音を言ってあげる、

トンネルを作ってあげる、といった関わりをすることです。

 

 

2.の考え方は、お子さんがいつも遊ぶおもちゃで遊ぶのではなく、

・いつものおもちゃのない状況で

・大人から遊びを開始する遊びを

・遊びの終わりにはくすぐりやジャンプなどダイナミックな感覚遊びを取り入れて、

・大人からの関わり方を微妙に変化させて子どもに期待を持たせる

といった遊びを取り入れるということです。

 

 

遊びの例です:

★しのびより

大人が子どもの背後や横から、そっと近寄り子どもをくすぐる。子どもがくすぐられる前に、大人の方を見たら大げさに動きを止めて引き下がる。

→いつ大人が来るかわからないという期待や注目することで相手が動きを止める、という因果関係を楽しんでもらう。遊びの終わりもくすぐり等、子どもの好きな活動で終わる。

 

★うらぎり指さし

大人が指さした方向を見たら、大人が子どもをくすぐる。

→意外性を楽しんでもらう。物を転がしてその物に注意が向いたらくすぐってもよい。

 

★気をつけろ

対面になった形で、大人が腕を伸ばしてゆっくり子どもの方にげんこつをふり、子どもがそれをよけるように促す。ぶつかったら大人がくすぐる。

→大人の動きを期待したり予測して楽しむ。

 

 

いずれの遊びも気をつけないといけないのは、

お子さんの不安をあおってしまうようであれば止めた方がいいですし、

お子さんが背を向けたり怒ったりしたら無理強いをしないことです。

お子さんの不安の具合を常に見計らいながら進めていく必要があるでしょう。

 

 

みなさんも、お子さんの好きな動きに合った遊びを

攻略してみてくださいね。

 

 

 クリック、励みになります。   
  ↓ ↓      ↓ ↓   

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ  

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

「グレーな卵、金のたまごになあれ」は
電話&Skype相談も行っております。
こちらではオンリーワンのあなたのケースを
ひなママが一緒に考えていきます。

詳しくはこちらから
↓↓↓
~ 金のたまご発達相談 ~
http://hinamama.net

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

いつも同じ遊びになってしまう。どうしたらいい?

hinamama 2016年10月29日 

20161027_222224

車を並べたり、車の中を眺めたり、

光るおもちゃを見つめたり、数字を並べたり、

いつも同じ遊びに没頭する、

いつも同じ行動をするように大人に求めてくる・・・

 

 

どうしてなの?

やめさせるべき?

どうしたらいい?

 

 

「自閉症スペクトラムの子どもとの家庭でのコミュニケーション」

東川健・東川早苗著 エスコアール

2007年刊行 よりその答えをご紹介します。

 

 

以下引用文(P.20~21)

 

どうして?

これは、興味の偏りと狭さという自閉症の特徴の一つと結びついています。

加えて、自閉症スペクトラムのお子さんの情報処理は、本筋とは関係のない、

細部と思える情報も全て取り込んでしまう特徴を持つ、と言われています。

例えば、部屋の家具の配置、絵本の中のページの片隅に書いてある文字、

おもちゃに貼ってあるラベル等にお子さんが注目し、固執するようなことがそれにあたります。

このことから、自閉症スペクトラムのお子さんは、通常であれば気付かない、

部屋の家具の配置の変化に気付いて怒ることがあります。私たちにとっては、

何のことはない変化がお子さんにとっては「重大な」変化であり、

お子さんの混乱を引き起こすことがあるのです。

お子さんがいつも同じことをするのは、変わらないものを求めている、

と言えるでしょう。

 

 

どうしたらいいの?

お子さんの遊びが危険でなければ、無理にお子さんの遊びを変える必要はありません。

無理に変えようとすれば、お子さんは怒るでしょう。

まずは、お子さんの遊びを変えなければいけない、という固定観念をちょっと遠ざけましょう。

もしかしたら、お子さんはその遊びを通して日頃のストレスを解消しているのかも知れません。

だとすれば、お子さんの行っている遊びを無理に変えることはお子さんのバランスを崩すことにもなりかねません。

もし同じ遊びが目立って増えているのであれば、日々の生活が、お子さんにとって混乱をもたらす

「変化」の多い生活になっていないか、を見直すことが必要かもしれません。

 

 

遊びが広がるには

1.今の遊びに枝葉をつけていく考え方

2.他の取り組みやすい遊びを少しずつ増やしていく考え方

が必要です。

 

 

次回に続きます。

引き続き同書から、

1.2.の補足説明と、遊び方の紹介をしていきます。

 

 

 クリック、励みになります。   
  ↓ ↓      ↓ ↓   

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ  

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

「グレーな卵、金のたまごになあれ」は
電話&Skype相談も行っております。
こちらではオンリーワンのあなたのケースを
ひなママが一緒に考えていきます。

詳しくはこちらから
↓↓↓
~ 金のたまご発達相談 ~
http://hinamama.net

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

クルクル回すのをやめさせるのではなく利用する

hinamama 2016年10月28日 

2ec52c5475d3f5084104b1e00d327a52_s

昨日、クルクル回る、逆手バイバイ、つま先立ち等

自閉症に見られる気になる行動について触れました。

 

 

その行動をやめさせるのが療育の目的ではなく、

そういった行動がある子どもへの

きめ細かいはたらきかけをするのが

療育の目的です。

 

 

例えばミニカーで遊ぶのも

それを人を載せるクルマに見立てて

ミニカ―を走らせるということには

興味がなく、

タイヤが回るそのことが面白い子がいます。

その子は「走らせる」ことには興味がなく

「回る」ということに興味があるのです。

回すことが面白いのです。

 

 

だから、それが「変な行動」だからといって

やめさせるのは気の毒というものです。

だって、子どもは楽しくてそれをやっているんですから。

やっていてハッピーな気持ちなのですから。

 

 

ですから、そういう行動がみられる子どもには

そういう興味を「利用」して

そこを楽しめる遊びにしていけばいいんです。

 

 

「回す」ということでいえば、

タイヤ意外に回るものを遊びに取り入れてみましょう。

コマ遊び、ゼンマイで動くおもちゃ、

光ってそれが回る電池付きのおもちゃ。

コマやゼンマイはお母さんが回してあげないとできないので

それをやってあげるということにも大きな意味があります。

 

 

お母さんに手伝ってもらわないとできないおもちゃは

一人遊びから脱出して

お母さんとコミュニケーションをとりながらの

遊びになるわけです。

だからこれが楽しめるようになったら

一石二鳥。

回るのを見るのが好き!

そしてお母さんが手伝ってくれると

もっと楽しくなる!

親子遊びがふくらみますね。

こういうやりかたで遊びを発展させてくださいね。

 

 

回りませんが次のような遊びも

楽しめる子どもは多いようです。

・風船遊び(お母さんが膨らましてあげないとできない)

・シャボン玉(お母さんが用意してあげないとできない)

・紙飛行機(お母さんが折って飛ばさないとできない)

・縄跳びでヘビ遊び(縄をぐるぐる回してあげる、

追いかけるなど)

 

 

お子さんのクセを「変」だと捉えずに

「利用」して遊んでくださいね。

 

 

 クリック、励みになります。   
  ↓ ↓      ↓ ↓   

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ  

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

「グレーな卵、金のたまごになあれ」は
電話&Skype相談も行っております。
こちらではオンリーワンのあなたのケースを
ひなママが一緒に考えていきます。

詳しくはこちらから
↓↓↓
~ 金のたまご発達相談 ~
http://hinamama.net

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

療育は何を治すところ?問題行動をなくせば治るの?

hinamama 2016年10月27日 

1c97f960ddf38296158abde047e536f3_s

保健所の乳幼児健診の時に、

発達が遅れているお子さんには

心理の個別相談をお勧めしています。

 

 

言葉の遅れと精神発達のバランスを見て

(バランスよく育っていれば言葉は自然に出てきます)

アンバランスが強い場合はさらに療育をお勧めします。

 

 

発達検査をして、子どもの何が苦手で

だから言葉が出ないのだ、

という説明をして、

親御さんに納得してもらうのですが、

いざ、療育に行くとなる時に

なんで療育に行くんだったっけ?と

混乱してしまう方が少なくありません。

 

 

それは無理もありません。

ただ当たり前のように健診に行ったら

うちの子がほかの子と違うと指摘され、

そんなこと思ってもみなかったのに

いろいろ子どもの特性を説明されて、

導かれるように療育の手続きをして。

時間が経つとなんだか頭がついていかなくなっている・・・

 

 

「うちの子が健診の時にクルクル回っていたから

それで療育を勧められた。」

「逆手バイバイとかつま先歩きとか、

そういう気になる行動を治すために療育ってあるんだっけ?」

 

 

特性による特異な行動が無くなれば

発達障害もなくなると思ってしまう人がいます。

漠然と、発達に偏りがあると行かなければならない場所

という理解をしている人もいます。

 

 

療育は

「発達障害があると行かないといけない場所」

ではありません。

気になる行動を治しに行く場所でもありません。

 

 

「あれが欲しいな」「あれを見てほしい」

そう思ったときに人差し指をつかって示すこと、

「食べたいな」と思ったら

自分の手を伸ばして食べること、

おもちゃを正しく扱って楽しむこと、

お母さんと楽しくおでかけできること、

お外での楽しみ、おうちでの楽しみを味わうこと、

夜になったらちゃんと眠ること。

 

 

そんな日常を送れていないとしたら、

そういうことがスムーズにできるようになるために

療育はあるのです。

 

 

上に挙げた日常のことがらは、

それができていないとしたら

コミュニケーション力が育ちません。

手先を使えていないので

物を正しく扱うことがきず、

これまたコミュニケーション力や想像力が育ちません。

 

 

変な行動に焦点をあてるのではなく、

日常の行動に焦点をあててみてください。

そうすれば課題が見えてきます。

 

 

そして、時間が経つとなんとなくぼんやりしてしまうお母さん、

そのままにせずに、心理相談に出かけて、

納得できないことや忘れてしまったことを

とことん相談員に聞いてみてください。

 

 

「なんだか必要ない気がしてきた」

とおっしゃって、相談や療育を中断してしまう人がいると

私たち相談員はとても切ない気持ちになります。

「やっぱり納得がいかないから」

といって、心理相談に出直していらっしゃる人もいます。

そうしてくださった方が私たちは嬉しいです。

 

 

 クリック、励みになります。   
  ↓ ↓      ↓ ↓   

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ  

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

「グレーな卵、金のたまごになあれ」は
電話&Skype相談も行っております。
こちらではオンリーワンのあなたのケースを
ひなママが一緒に考えていきます。

詳しくはこちらから
↓↓↓
~ 金のたまご発達相談 ~
http://hinamama.net

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

金のたまご発達相談からのお知らせ・11月の予約開始しました

hinamama 2016年10月25日 

67

もう10月も下旬になってしまいました。

今頃11月の予約スケジュールをアップしました。

11月の予定を早く決めたいと思っていた方、

申し訳ありません。

 

 

去年4月より始めたSkype&電話相談ですが、

電話というものが手軽で

かつ緊急時にも対応できるものなので

日にちの余裕をもたせて予約される方よりも

すぐにお話したいと近々の予約を取られる方が多いです。

 

 

お振込みの確認が取れる時間さえあれば

2~3日手前の予約でもお受けするようにしています。

 

 

すぐに聞きたいことってありますよね。

思い立ったらすぐに話がしたいということも

ありますよね。

 

 

お母さん(お父さん)が

ひとりで悶々と悩んでいるのは

体によくありません。

子どもにも影響します。

 

 

相談内容は二分化しています。

ひとつは、現在受けているサポートや医療の

セカンドオピニオンを求められる内容です。

しっかりと療育や医療や学校との連携をされている方でも

今やっていることが合っているのか

不安に思っている方は結構多いようです。

 

 

もうひとつは、不登校やひきこもりの子どもへの

親のはたらきかけかたについての

アドバイスを求める内容です。

電話でも十分にペアレントトレーニングができます。

もちろん、グループで似たような境遇の親御さんたちと

意見や経験をシェアしながらのペアレントトレーニングが

本道ですが、

個別指導のペアレントトレーニングも

じっくり話ができるのでとても効果があると感じています。

 

 

電話でのペアトレ的カウンセリングを通して

実感するのは、

ペアトレというのは幼児や学童期の子どもだけでなく

ひきこもりの青年にも有効だということです。

 

 

子どものひきこもりが長くなると

親御さんは相談できる人がいなくて

悩みをひとりで抱えることになります。

そして、目の前の子どもが

自分より背が高くひげを生やしていたりすると

「もう大人のはずなんだから、

もうちょっとどうにかなるはずなのに」とか

「本当は社会に出ていい年齢なのだから、

甘えているだけなのではないかしら」とか、

いつの間にか子どもへの期待のハードルが

高くなってしまっています。

その一方であきらめの気持ちは増していき、

親が子どものために行動を起こすことに

根気がなくなっています。

 

 

根気がなくなるのは無理もありません。

ひとりで抱え、ひとりで戦っていくことは

それはそれは並大抵のことではないのですから。

出口が見えない苦しみほど苦痛なものはありません。

 

 

小さい子どもだったら、

ふとその小さな背中を見て

「こんな小さな子には無理だな」とか

「こんなに小さいのにかわいそうに」とか

その姿を見るだけでも同情する気持ちが

湧き上がってきたりしますけれど、

青年期の子どもには

同情する機会が減ってしまいます。

 

 

青年期の子どもの心に

ずけずけと入っていくようなことも

許してもらえなくなりますし、

体は大きくなっても心は少年のまま

ガラス細工のようにもろい状態です。

男の子も女の子も同じです。

家にいるのに、守られているはずなのに

彼らは毎日のように傷ついているのです。

 

 

そんなガラス細工の心を持つ

子どもと親御さんの力になれればと

仕事の合間に電話相談の枠を作っています。

ぜひ、ご利用いただいて、

心の荷物を少しでも軽くしていただけたらと思います。

 

 

 クリック、励みになります。   
  ↓ ↓      ↓ ↓   

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ  

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

「グレーな卵、金のたまごになあれ」は
電話&Skype相談も行っております。
こちらではオンリーワンのあなたのケースを
ひなママが一緒に考えていきます。

詳しくはこちらから
↓↓↓
~ 金のたまご発達相談 ~
http://hinamama.net

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

ペアレントトレーニングをやって思うこと

hinamama 2016年10月24日 

072cef64f89889e96048444cae7f68d9_s

第2回ペアレントトレーニングを行いました。

全6回のコースです。

2回目は「肯定的な注目を与える」というテーマです。

 

 

このテーマがペアレントトレーニングの

「ミソ」の部分になります。

 

 

子どもの行動で

減らしたい行動、止めさせたい行動、

それらをすぐにでも止めさせたい。

でも、どうしたら止めさせられるかを考えるさいに、

止めさせる方法から考えても上手くいきません。

 

 

まずは、子どもの「できている行動」に注目して、

肯定的にフィードバックをすることから

始めないと効果があがらないんです。

 

 

「こうしてはダメだ」

「上手くいかなかった理由はこうだ」

「またやってる」

「それはいけないことなのよ」

 

 

止めさせたい行動を止めさせるために

親が投げかける言葉って、

こういう「マイナス」でやる気を無くす言葉が多いです。

これじゃあ子どもはやる気を起こせないし

子どもの自尊感情がどんどん減ってしまいます。

 

 

「またかよ!」

「またはじまった!」と言う風に

お母さんの声が雑音みたいになって

簡単にスルーされてしまいますよ。

 

 

「『ごほうびは先に』のススメ」という過去記事を書きましたが、

まずは自尊心を育てないと

子どもは行動を起こせませんし、

自主性や考える力が育ちません。

 

 

だから、まずは「肯定的な注目を与える」。

 

 

いつもお母さんはあなたを見ているよ。

ほんの少しの頑張りでも見ているよ。

上手くいかなくても大丈夫。

してはいけないことを我慢できてえらいね。

今日はできたね。(明日もがんばろうねはNG!)

これはお父さんにもお話しておくね。

先生にも自慢したいな。

 

 

 

こういう親御さんの気持ちが子どもに伝われば、

子どもの自尊心がふくらんでいきます。

 

 

ここまでこれたら

ペアレントトレーニングも成功!です。

 

 

そして、受講者の親御さんたちにお会いして思うのは、

子どもの行動面にだけ注目すれば、

どんなに症状が重いお子さんでも

かならず問題行動の改善の余地があるということ。

 

 

皆さんのご家庭の問題の中には

とりあげたいツボが満載です。

みなさん、見込みありますよおー!!

 

 

6回を終える頃の

みなさんの成長が楽しみです。

 

 

 クリック、励みになります。   
  ↓ ↓      ↓ ↓   

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ  

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

「グレーな卵、金のたまごになあれ」は
電話&Skype相談も行っております。
こちらではオンリーワンのあなたのケースを
ひなママが一緒に考えていきます。

詳しくはこちらから
↓↓↓
~ 金のたまご発達相談 ~
http://hinamama.net

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

大人になっても必要な環境調整

hinamama 2016年10月22日 

2bc980c0ea5551c92c75b8a3d0eb543a_s

ペアレントトレーニングの中で「環境調整」という言葉が出てきます。

自閉症スペクトラムの本人を変えるのではなく、

環境を変えることで本人が変化していくことが多いので、

ペアレントトレーニングでは

家庭で問題になっていることがらの中で

環境を調整すれば問題が改善するであろうことがらを

ピックアップして対策を練ります。

 

 

かなりの問題行動が「環境調整」で緩和します。

緩和どころか改善することも多いのです。

 

 

「環境調整」は当事者の担当ではありません。

親御さんの担当です。

 

 

自閉症スペクトラムの本人が自分の特性に気づいている場合と、

自分の特性には気づいておらずに

「自分はダメだ」と無力になっている場合と、

このままひきこもって家族を思い通りに操作しながら

生きていけると思い込んでいる場合と、

実情はさまざまだと思います。

それぞれに違う家族の「環境調整」が必要になります。

 

 

「環境調整」のための下準備として

まず必要なのは、

親御さんの理解です。

親御さんがお子さんの障害特性を理解することが先決です。

正しい理解がないと子どものことを

「甘えている」「怠けている」

「もう少しどうにかならないものか」

と思って見てしまいます。

子どもの特性を理解すれば、

そういう考えはなくなります。

 

 

できれば両親(夫婦)で共通理解をしたいところですが、

どちらかが理解を示してくれない場合も多いようです。

その時は、お母さん(またはお父さん)が

ひとりで抱え込まずに

専門家に相談してください。

 

 

ちなみに私がやっている電話相談では

そのようにひとりで抱え込んで悩んでいる

お母さんたちの相談が多いです。

当事者本人がいなくてもペアレントトレーニングならできます。

お母さん(お父さん)だけでも始められることはたくさんあるのです。

 

 

電話相談の宣伝みたいになってしまいますが、

当事者をどうにかしよう、

当事者を変えよう、としないで

まずは「環境調整」から始めてはいかがでしょうか。

「環境調整」は親御さんの担当です。

 

 

 クリック、励みになります。   
  ↓ ↓      ↓ ↓   

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ  

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

「グレーな卵、金のたまごになあれ」は
電話&Skype相談も行っております。
こちらではオンリーワンのあなたのケースを
ひなママが一緒に考えていきます。

詳しくはこちらから
↓↓↓
~ 金のたまご発達相談 ~
http://hinamama.net

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

大人になる過程で合併する二次障害

hinamama 2016年10月21日 

20161018_135653

成人の発達障害当事者が大人になるまでの過程で

二次障害による精神疾患を合併する場合があります。

先日からご紹介している本に以下の症状があげられています。

―「アスぺルガー症候群

大人の生活完全ガイド」保健同人社

(辻井正次・杉山登志郎・望月葉子)よりー

 

 

●気分障害(うつ病・躁うつ病)

これが高機能広汎性発達障害に一番多いといわれています。

当事者の家族も気分障害をもつ人が少なくありません。

セロトニン系の脆弱性が関係するのでうなずけます。

 

 

●適応障害(不登校・職場不適応・ひきこもり)

この状態の人の多くに発達障害がみられます。

そしてそのほとんどにフラッシュバックが起こるようです。

 

 

●解離性障害

耐えられない苦痛に直面したときに、自己防衛として

それを感じないように意識や記憶を失ってしまう症状です。

 

 

●強迫性障害

自分が決めた順番通りでないと行動できない、

清潔を保つこと、人目が気になる、何度確認しても気が収まらない等、

気になることにとらわれ次の行動ができない症状です。

 

 

●統合失調症様症状

幻覚・妄想が起こることがありますが、すぐに統合失調症と

決めつけずに原因を見極めて正しい診断を受けることが大切です。

 

 

●行為障害(非行)・犯罪

医療機関を受診した発達障害者の95%以上は

触法行為がないと言われています。

発達障害があるから非行・犯罪に走るのではありません。

発達障害を見過してしまうことで二次障害として

非行・触法行為が起こります。

 

 

※これらの症状をここでとりあげたのは

決してみなさんを脅すつもりではありません。

成人のお子さんが以上のような症状を抱えているとしたら

それは発達障害による二次障害かもしれませんよという

情報提供のつもりでとりあげました。

 

 

治療には薬物療法やトラウマと向き合う心理療法があります。

そして、最近とくに注目されているのは

親が受けるペアレントトレーニングです。

 

 

ペアレントトレーニングは認知行動療法のひとつで、

保護者への心理教育のことです。

発達障害当事者が抱える困難さを

親が行動改善することで減少させていく

という細かい作業を行なうプログラムです。

もちろん当事者が成人であれば、

本人への心理教育も有効です。

 

 

「治療」という考え方ではなく

「トレーニング」という考え方。

親も当事者も行動改善のトレーニングをする。

とても現実的で有効な手立てです。

 

 

 

 クリック、励みになります。   
  ↓ ↓      ↓ ↓   

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ  

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

「グレーな卵、金のたまごになあれ」は
電話&Skype相談も行っております。
こちらではオンリーワンのあなたのケースを
ひなママが一緒に考えていきます。

詳しくはこちらから
↓↓↓
~ 金のたまご発達相談 ~
http://hinamama.net

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

日本の伝統的子育ては自閉症スペクトラムにはミスマッチ

hinamama 2016年10月20日 

c61be6ce9fd22eb9598a2f17835092ca_s

栗原類さんの自伝が話題になっています。

彼が成功したのは、海外での生活があったから

というのが大きいようです。

 

 

昨日ご紹介した本にも

関連した内容が載っていました。

日本での子育ては自閉症スペクトラムの子を

育てるのにはミスマッチがある、という内容です。

 

 

―「アスペルガー症候群 大人の生活完全ガイド」―

辻井正次・杉山登志郎・望月葉子 保健同人社より

 

「日本の伝統的な子育てのスタイルは、年齢相応にできることは「当たり前」で、できないときに注意をしておけば「自然に覚えていくもの」といったものです。だから、年齢相応にできて当たり前のことができてもほめられることはありません。「できて当然」と大人が思っていることができていないときに「何をやっているの」「そんなんじゃダメでしょ」と叱りつけるのが一般的な対応になります。

その場面で何を要求されるのかを「読み取る」ことが十分にできる場合はそれでいいのですが、アスペルガー症候群のような自閉症スペクトラムの人たちにとって、それは容易なことではありません。どうすればいいのかがわからないのに、対応のしようはないわけで、できないことで自分がダメと言われた以上の体験にはなりません。背景が読めない人に対してやみくもに叱ることは全く意味がないのですが、それがなかなか理解されないのがわが国の子育て文化なのです。」

「前述のようなボタンのかけ違いのなかで、すでに大人になっている当事者は、意味がわからずに叱責された体験をたくさん持っています。ひとによっては、二次的な状態の悪化と相まって、フラッシュバックを起こして、過去の外傷的な叱責体験が現実の適応状況を乱すこともあります。意味がよくわからないのに、やみくもに叱られ、なおかつ皆はその暗黙裡のルールを理解しているといった日常生活の設定は、自己評価を大きく低下させてしまいます。」

 

 

具体的に日本の子育てのなかで

以下のようなことが起こると書かれています。

 

 

●自己評価の低下

より具体的なスキルを指導しないと自尊心を築けない

 

 

●ルールを教えられないため仕事に取り組めない

日本は暗黙裡のルールが多すぎて、

なかなか具体的には教えてもらう機会がない

 

 

●人との「やり取り」するという基本的なモデルが欠けている

「また怒られる」という恐怖感から人に助けを求められない

孤立しやすい

 

 

●選択できる/変えられるというイメージがない

場面や相手によってやり方を変更できない

 

 

●課題や問題自体を受け入れにくい

自分の特性に気づかないまま成人する人が多いので

社会に出てから問題そのものに気がつかない

 

 

●大人になるまでに二次的な問題が生じることが多い

問題に気づかずに成人すると特性そのものより

二次的な精神疾患を合併することが多くなる

 

 

日本には「間合いを読む」「空気を読む」

という文化がよしとされてきましたから、

どうしても「このくらいできて当然」とか

「こんなこと自然に覚えるもの」

という考えが強いのです。

 

 

おまけに「みんなと同じでないと目立つ」

「目立つことは恥ずかしい」

こういう文化でもありますので、

自閉症スペクトラムの人には

とても生きづらいですね。

 

 

だって、世界には

「人と違う方がかっこいい」

「人の真似をするのはかっこ悪い」

という文化の国だってあるわけですから。

 
 クリック、励みになります。   
  ↓ ↓      ↓ ↓   

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ  

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

「グレーな卵、金のたまごになあれ」は
電話&Skype相談も行っております。
こちらではオンリーワンのあなたのケースを
ひなママが一緒に考えていきます。

詳しくはこちらから
↓↓↓
~ 金のたまご発達相談 ~
http://hinamama.net

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

TOPへ