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グレーな卵、金の卵になあれ

人の幸せは「出逢い」で感じる・久しぶりに長文です(笑)

hinamama 2017年06月29日 

 

3月29日次男が撮った写真です。

 

久しぶりにプライベートの話をします。

次男は18歳になり、彼の周辺は

色々な様変わりをしています。

 

 

一番の衝撃は「病院の卒業」です。

生まれてから18年もお世話になった

子ども病院からの卒業を余儀なくされる年齢です。

 

 

神奈川県立こども医療センターは

主治医が定年になるまで面倒を見てくださるとのこと。

ここは一安心ですが、

そんなに長くいられるわけでもありません。

 

 

この度卒業を言い渡されたのは

小児PTでお世話になっていた病院です。

 

 

この日が来るのは百も承知でしたが、

いざとなると、血の気が引くような

だれも支えてくれる人がいない崖に

ひとり立たされているような気持ちがします。

 

 

何が不安かと言うと

未知の場所でこれからどうやっていくのか

全く「想像ができない」ということが

不安なのです。

 

 

想像したり見通しを立てられると

人はそんなに不安ではなくなりますが、

先を想像できないことが

人をとにかく不安にさせるのだと思います。

 

 

そう、ちょうど、

次男の幼稚園の卒園の日を思い出します。

 

 

理解してもらって

守られていた幼稚園の門を

見送られてくぐる時のあの不安感。

冷たい世間に親子で放り出されたような

そんな気がしたのを鮮明に覚えています。

 

 

フツーの大人と一緒に

知らない大病院の待合室で

息子が順番を待つ姿なんて

想像できない。

どの病院も信頼できない気がしてしまいます。

 

 

ところで、卒業前に

18年間次男を診てくださったPTの先生から

アドバイスをいただいていました。

それは、

自宅の近くでスポーツマッサージをしている

接骨院を探して、

そこで次男の身体をメンテナンスしてもらうといい、

ということでした。

お母さんだけではマッサージは追いつかない。

(私は最初の13年間はほとんど毎晩マッサージしてきたんですよ)

地域の接骨院の先生なら

きっと一生懸命やってくれると思う、

ということでした。

 

 

次男の勘は鋭い。というより、

一度ひらめいたらそれ以外のことは

いやだ!!というタイプです。

ですから、2,3件ある接骨院の中から

どれがいいか次男に決めてもらいました。

 

 

高校を即決した時みたいに

次男は最寄りの接骨院を即決しました。

(外見を見ただけですよ 笑)

 

 

そして、いよいよ行ってきました。

次男の帰って来てのひと言は、

「すげー気持ちよかった。

事前に母さんが説明してくれたからかもしれないけど

(私が診察の前に診ていただけるかの確認に行きました)

PTの先生と同じようなことをしてくれた」

そして、こう言われたそうです。

 

 

「PTの先生が18年間も君を診続けたことが

まず何よりもすごいことだと思う。

僕はまだ君のことを全然知らない。

君をもっと理解したいから

来週もまた来てくれるかな?」

 

 

それを聞いた私は

ものすごく感動しましたが

息子本人も感動したのでしょう、

普段は父親には報告などしないのに

父親にもその言葉を報告していました。

 

 

人は出逢いがあるから生きていける。

人は出逢いがあるたびに幸せを与えられる。

素敵な出逢いがあるたびにそう思います。

 

 

次男の人生、苦しいことが沢山あるけど、

次男が「人間てそんなに悪いもんじゃないな」

と思ってくれたらいいな。

「人生ってそんなに捨てたもんじゃないな」

と思ってくれたらいいな。

 

 

(次男は二分脊椎という先天的に脊髄を損傷した障害があります。

ワーキングメモリが弱くLD傾向があります。くわしくは私の本に書いてあります。)

 

 
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ぺアトレ第3回好ましい行動に注目を与え、増やす工夫

hinamama 2017年06月27日 

 

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昨日、ペアレントトレーニングを開催しました。

第3回目となるこの日のテーマは、

「好ましい行動に注目を与え、増やす工夫」です。

 

 

ぺアトレをやりたいと思う人は

子どもに止めさせたい行動があるから。

困った行動を減らしたいから、

ぺアトレを受けたいと思うのです。

しかし!

減らすということは非常に難しい・・・

 

 

行動を消去するよりも

行動を繰り返させる方(強化)が

やさしいのです。

ですから、

好ましい行動をピックアップして

その行動を強化(繰り返させる)することに

まずとりかかりましょう、

というのはペアレント・トレーニングの考え方です。

 

 

×を減らすより〇の数を増やす。

そうすると相対的に〇が多くて×が少なくなる。

そうなると、×って目立たなくなるんです。

気にならなくなってくる。

 

 

では、どうすれば好ましい行動を強化できるのか?

それには工夫があるんです。

まずは、子どもへの指示の与え方。

 

 

子どものはるか後ろから叫んでいませんか?

「宿題やったのー!?」

「そろそろ時間よ!!」って。

それじゃあ子どもの耳(心)には届きません。

 

 

もっと近づいて、声のトーンを穏やかにして、

静かに声かけしてみてください。

きっと子供の耳(心)に届くはず。

 

 

そして、環境を今一度整えてあげてください。

宿題をしろと言ったって、

まわりできょうだいがゲームをしていたり

テレビがついていたら、

子どもだってやる気にならないでしょう。

 

 

宿題が苦手な科目か得意な科目かでも

やる気は違ってきますし、

楽しいことのあとや

このあと楽しいことが待っていれば

やる気もぐんと上がります。

 

 

机の上ひとつとっても、

机の上に物がないのと

いろんな物が置いてあるのとでも

ずいぶん違ってきます。

 

 

何か行動が起こる前の状態(環境)

のことを「先行刺激」と言います。

先行刺激があって行動が起こる。

行動が起こり結果が生まれる。

行動には必ず先行刺激があり、

その先行刺激によって

生まれる結果が良くも悪くもなるのです。

 

 

机がきれい→宿題にとりくめた→ほめられた

机がきたない→わき目をふった→怒られた

 

 

ほらね、先行刺激いかんで

結果が正反対になってしまうことだってあるんです。

 

 

そして、ほめられれば

またほめてもらいたくなる。

達成感をまた味わいたくなる。

繰り返されれば自信になり

それがさらに行動の強化につながる・・・

 

 

こういうお話をしながら、

各家庭で実践してもらい報告する。

という会でした。

 

 

子どもによって

ターゲットとなる行動はまちまち。

片づけだったり

宿題だったり

時間管理だったり

きょうだい仲良くすることだったり・・・

 

 

ひとつづつお母さんが観察して

注目を与え(励まして行動を促す)

できたらほめて認めてあげる。

できなくても認めてあげたことを

言葉にしてあげる。

この繰り返しで

子どもの良い行動は相対的に増えて

良くない行動が相対的に少なくなっていくのです。

 

 

これはなにも小さな子どもにだけ

あてはまる心理学ではありません。

思春期、青年期にだってあてはまります。

 

 

この秋から、中学生以上の子どもの親の

ペアレント・トレーニングを考案中です。

 

 

秋の月曜のペアレント・トレーニングは

中学生以上を対象にする予定です。

(10月以降のプログラムになります)

もちろん申し込みがあれば

幼児・小学生のレギュラーのプログラムも

開催いたします。

 

 

定員は4~6人が最適と考えています。

3~4人のお知り合いがいらっしゃるなら、

出張ぺアトレもお受けしたいと思います。

(日程の都合がつけば)

 

 

毎月みなさんの笑顔が見られるから

私はこのプログラムはとても良いものだと

思っています。

 

 

日程はまだ決定していませんが

興味がある方、申し込み希望者は

どうぞメッセージをお送りください。

 
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依存症の原理「ここにいるよー!」

hinamama 2017年06月25日 

 

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「依存」というのは

気がついていないだけで

多くの人が抱えているつらさだと思います。

 

 

育った環境の中で得られなかったものがある人、

足りないものがある人が、

依存気質を備えているようです。

人はそれをアダルトチルドレン(AC)

と呼んだりします。

 

 

足りないものと言うのは

親からの無償の愛だったり、

自分自身が承認される経験だったり。

 

 

そういう、

「君は君のままでいいんだよ」

と思える実感が足りないこと、

それが足りないので

不安で不安で仕方ないのです。

 

 

「私はここにいるよー!!」

と叫んでいるのに

誰も聞いてくれてない感じ。

 

 

「私がここにいていいの?」

と聞いているのに

だれも答えてくれない感じ。

 

 

そういう感じが不安を呼び、

地に足が立っている感じがしなくて

自分の存在が心もとなくて、

そのうちに

自分なんてここに居なくてもいいんじゃない?

って勘違いしていくのです。

 

 

だから、

ここに居続けるために

だれかにすがりたくなる。

何かにすがりたくなる。

自分の実態がないから

誰かに認めてもらわないと

自分の存在を実感できない。

だから、

誰かに、何かにすがる。依存するのです。

 

 

「私はここにいるよ!」

「誰か、気づいて!」

 

 

そして、誰も気づいてくれないと

思い込んでしまうと、

自分で痛い思いをしたり

つらい目にでもあわない限り

自分が生きてる実感がもてなくなる。

 

 

そう、自傷行為もこれを満たしてくれる

ひとつの方法です。

 

 

「ここにいるよ」

とにかくわかってもらいたい相手が

親だったり

パートナーだったり

子どもだったり・・・

 

 

つらいよね。

どうにもならないよね。

でも、だから、

だれかにしゃべったり

分け合ったり

できるといいんだけどね。

 

 
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不安の原理

hinamama 2017年06月24日 

 

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ひとたび不安の波が押し寄せると

苦しくてどうにもならなくなる。

子どもに対する不安も

将来に対する不安も、

不安と呼べるものはみな一緒のようです。

 

 

この波が押し寄せてくると、

昨日まで積み上げてきた

プラスの全てが

全てゼロになってしまう。

 

 

ほんの昨日あったばかりの

嬉しい出来事さえ

記憶からなくなってしまいます。

今、目の前にある不安で

100%頭が占領されてしまう。

 

 

過去と現在と未来を

つなげることができなくなって

ただただ不安の中に

どっぷりとつかってしまう。

想像力も失うから

どうやってここから抜け出したらいいのか

わからなくなってしまう。

 

 

この不安の原理がわかっていても

人は何度もこの波にのまれます。

 

 

最後にあった幸せなこと。

最後に嬉しいと感じたのはいつ、どんな時?

もしこれを思い出すことができたら

きっと、抜け出す糸口が見つかると思います。

 
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梅雨どきの心模様

hinamama 2017年06月21日 

 

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各地で梅雨らしい空模様になってきました。

雨のにおい、紫陽花の青や紫、

むせかえるような緑。

あとでうんざりするのですが、

雨の季節も懐かしくていいものです。

 

 

学校行事も一段落といったところでしょうか。

運動会、三者面談、PTA・・・

担任の先生のこともわかってきて。

期末テストの前の

ほんの一時の休息期、

という人も多いことでしょう。

 

 

一段落とはいえ、

お母さんの頭の中は相変わらずフル回転。

去年と違う今年の先生のやりかたに

どう対応しようか悩んだり、

本人はまだまだ受験モードになってくれないから

親だけでも色々調べものを始めたり、

オープンキャンパスに行かなくて大丈夫なのかしら

と気をもんだり・・・

 

 

他の子と比べるから焦るお母さん。

他の子がどういうものか

わからないから悩むお母さん。

他の子のことが

わかっていてもわかっていなくても

どのみち、心配は尽きません。

それがお母さんというものですよね。

 

 

「これでいいのかなあ?」

いつもこんな問いをつぶやいていませんか?

 

 

「これでいいのかなあ?」

この問いの答えは見つからないものです。

ですから、そのセリフ、変えてみませんか?

 

 

「これでいいのだ!」

と言い換えてみてください。

バカボンのパパの顔を思い浮かべながら。

(ここがミソです 笑)

 

 

こうなっているからには

こうなるべくしてこうなってるんです。

これでいいんです。

「これでいいのかなあ?」

とつぶやくと、

なんだか不安な気持ちになりますよ。

 

 

そのかわりに

「これでいいのだ!」

とつぶやくと、クスッと笑いたくなりますよ。

人生にはユーモアが大切です。

人生なるようにしかならないし。

 

 

「これでいいのだ!」

さあ、次はどういこうかな。

次が思いつかなかったらご相談ください。

(宣伝になっちゃったけれど)

7月の電話相談の予定をアップしてあります。

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「すぐに3年になっちゃう」という考えは禁物

hinamama 2017年06月19日 

 

6gatu 19nichi紫陽花が綺麗な季節です。

 

みなさん、

中間テストの結果を見て慌てていませんか?

「今からこんなんでは先が大変!」

まだ1年生で初めての定期テストなのに

「どうにかしないと!!」と

次の学習計画を練っていませんか?

 

 

「すぐに3年生になっちゃうから

今からどうにかしないと!!」

この考えは禁物です。

 

 

もしお子さんが「1年生」である場合。

まずは今、新しい生活をスタートできている

そのことを噛みしめて喜んでください。

 

 

テストを受けられたということじゃないですか。

元気に登校しているということじゃないですか。

部活に入ったから疲れちゃってるということは

部活や友達ができているということじゃないですか。

 

 

入学する前はそれらすべてが不安材料だったはず。

新しい学校に登校できるかな

学校が嫌になったら困るな

人間関係はうまくいくのかな

こういうことを何気なくクリアーしてるってこと

スルーしていますよね??

 

 

子どもの方はちゃんと今を生きています。

新しい生活にどっぷりつかって。

へとへとでいっぱいいっぱいでしょう。

テストの結果だって、

大人が思うように深刻には捉えられないはず。

粛々とこなしているだけ。

というか、やらされてるだけ(笑)。

 

 

「今回大変だったから、

人の何倍も早いスタートを切らなきゃ。

だからもう期末の計画を立てて

こつこつ頑張るしかない!!」

こう考えて机に向かわせようとしても

逆効果だと思いますよ。

 

 

くれぐれも「学習性無力」に

気をつけてあげてください。

 

 

のんきにしていたら

すぐに3年生(受験)になっちゃう?

 

 

勉強しなくて困っているご家庭は

子どもはすでに学習性無力になっている

と思われますので、

こつこつ休みなく学習させたって

させなくたって、

3年生になった時

そんなに違いはないと思いますよ。

 

 

だとしたらやり方を変えて、

仕切り直して、

頑張る時期、頑張らない時期、

できない時はやらない

そんなめりはりのある生活に変えることをおススメします。

 

 

ポイントは

「今から頑張らないと」という考えをやめること。

「今できていること」をふりかえること。

それから、お母さんが自分の楽しみを作ること。

 

 

こういう時は

子どもから少し目を離した方が

上手くいきます、

連続ドラマを最終回まで観るという

計画を立てるとか、

思い切って映画を観に行くとか、

断っていたお誘いに応じるとか、

手作りのものをひとつ作るとか、

パートを探すとか。

 

 

そういうことこそ

実はとても大切なんです。

 

 

気休めを言っているのではありません。

こういうことこそが逆に

問題解決になるものなんです。

 
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勉強で自信を無くした子に勉強を教えても・・・

hinamama 2017年06月16日 

 

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自閉スペクトラム症で学習困難な子は多い。

もちろん、勉強は飛びぬけて優秀だ、

というタイプもおりますが。

 

 

義務教育中の子どもの評価は

とにかく「成績」です。

テストの点、つうしんぼの評価が高ければ

それでおとがめなしになるし、

子どもたちの間でも

安定のポジションを手に入れられます。

先生だけでなく親も同じですね。

勉強の成績さえ安定していれば

(赤点でなければ)

親は笑顔でいられます。安心します。

 

 

その逆だと親は大変です。

大変に心配します。

追いつかない、追いつかない、と

子どもに勉強をさせます。

やっとひとつできるようになっても、

みんなはもう次の単元に入っています。

「休んでるひまないのよ」とばかりに

次から次へとしなければいけない学習が

たまっていく。減らない。いくらやっても。

 

 

そのうちに

年がら年中みんなの背中を追っかけている子は

うんざりして、息切れして、

何に向かっているかもわからずに

ただただ、まだ足りない、まだ出来ないと言われ

「どうせやったって出来ないのに!」

と思い込むようになってしまいます。

 

 

何のやりがいもなく

何の成果も生み出せず、

やれやれと言われ続けたらどうなりますか?

 

 

そう、やる気のなさ(無力感)を

学習してしまいます。

これを「学習性無力感」といいます。

 

 

これこそが一番おそろしいビョウキだと

私は思っています。

(正式にはこれは病気ではありません)

 

 

どうせやってもムダだ。

どうせ自分には出来ないのだもの。

こう思いこんでしまうと、

本当になんにもやる気が起こらなくなるんです。

 

 

家の片づけを思い出してください。

片づけても片づけても散らかされて、

掃除したってすぐにホコリは溜まるし、

時間にすれば大したことない片づけも

成果ややりがいが見えないと

億劫で億劫で取りかかる気になりませんよね。

それと同じ、いや、

それ以上に頑固なビョウキです、

学習性無力感というものは。

 

 

だから、一刻もはやく退治しなければなりません。

親御さんたちがここで勘違いしてしまうのが

「勉強に追いつけば自信を取り戻せる」

こう考えてしまうことです。

 

 

それは逆です。ビョウキが悪化してしまいます。

 

 

ビョウキの原因となったことを

さらに押しつけたらどうなりますか?

ビョウキは悪化してしまいますよね。

 

 

ですから、勉強が追いつかなくて

人との差が開く一方の子どもには

勉強の強化ではない訓練が必要です。

 

 

何を強化するか?

それは「自己効力感を強化する」ことです。

 

 

大体において、

学習困難な子は他にも苦手を抱えています。

忘れ物だったり、時間がかかったり、

やることが雑で叱られることが多かったり・・・

それでもその子が何か努力をして

その結果が目に見えることって、

必ずあるんです。

そこに目をつけましょう。

 

 

やることが雑で関心の幅が狭くても、

動物や小さい子の面倒を見るのがやたら好きだとか、

水回りが好きだからお風呂洗いは喜んでしてくれるとか、

何か必ずあるはずです。

 

 

そういうことを積極的にやらせて、

スモールステップで出来ていることを

褒めて認めてあげる。

こんな積み重ねこそが

あのビョウキからの回復方法なんです。

 

 

あきらめずに自分の能力を信じて

目的を遂行することができると感じることが

「自己効力感」。

 

 

つまり、「無理、できない」と思わずに、

「自分にはそれをやり遂げる可能性があると思う」

と感じられるのが自己効力感なのです。

 

 

これさえ身につけば、

こつこつ勉強することも可能になってきます。

(そこまでいくのに時間がかかりますよ!)

(覚悟して!でも将来確実に伸びますよ!)

 

 

 

今日は、勉強で自信を無くした子に

勉強をさせても逆効果です、というお話でした。

 
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怒らない人になるのではなく、怒った時どうするか

hinamama 2017年06月14日 

 

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自閉症スペクトラムの子どもも大人も、

「怒りの表出」で悩んでいる人は多いです。

 

 

すぐにカッとなって、

思っていることをすぐ口に出してしまう・・・

気が済むまで辛辣な言葉を言ってしまったり

大声を張り上げたりしてしまう・・・

 

 

気がついた時にはもうやってしまった後なので

苦ーい後悔だけが残ります。

 

 

「怒り」に限りません。

ぱっと思いついたことを

自分で気がつく前に言ってしまっている。

 

 

このような人たちが

それをしないようになる、

ということは難しすぎます。

 

 

 

「しないような人になる」のではなく

「した時に早く行動をきりかえる」

ことができるようになる。

これを目標にしてほしい。

 

 

性格(性分)を変えることは

そうそう出来ることではありません。

おこりんぼさんが

おだやかさんになるのは限りなく不可能に近い。

 

 

でも、対処法を覚えることなら

誰にでも出来るようになるはずです。

おこりんぼさんだけれど

自分でその切りかえし方を知っている人になれば

トラブルは回避しやすくなります。

 

 

「起こらないように」ではなく

「起こった時にどうするか」。

 

 

自分に合った対処法を用意して

練習することです。

 

 

たとえば、こんなこと。

乱暴や暴言をがまんするための

標語カードを作って見せる(渡す)とか。

「がまんはえらい」「次があるよ」

「負けるが勝ち」など。

 

 

「深呼吸」「走れ!」「耳をふさぐ」など

落ち着く行動を思い出させて実行させる。

「部屋を出よう、外の空気を吸おう」と

怒りの起こった場所から離してあげる。

「クールダウン」がいかなる場合も一番効果があると思います。

 

 

あるいは、静めるための「罰」を用意する。

「友達に乱暴したらテレビを禁止する」とか。

これも繰り返せば、乱暴しそうになった時

「あ、テレビが見れなくなる」と冷静になれる、かも。

 

 

大人も子どもと同じです。

内容を自分向きにアレンジすれば

大人にも使えます。

大人には「怒りの6秒ルール」も有効です。

 

 

怒りというものは6秒間持続する、

6秒を過ぎれば薄れていく、

だから最初の6秒をどうにかやり過ごせば

どうにか切り抜けられる、

という原理です。

もちろん、子どもにも有効です。

ただ、大人が6秒やり過ごすのに

付き添ってあげないとできないですね。

 

 

性格はそのままで、

行動を変えていく。

この方が自己否定することなく

自尊心を育てながら取り組めます。

 

 

「なんで自分はこうなんだ!」

と自分を責めるのは苦しいことです。

そうではなくて、

「やるだけのことはやっている。

これ以上は無理だ。仕方ない。」

こう思える方がずっと楽です。

 
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ABA(応用行動分析)ってなあに?

hinamama 2017年06月12日 

 

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なんか聞いたことあるけど、何?

という感じでしょうか、ABAって。

 

 

Applied  Behavior  Anlysis

略してABAです。

日本語では「応用行動分析」。

ペアレント・トレーニングの土台となっている

行動療法(指導方法)です。

有名な指導方法にTEACCHというのがありますね。

 

 

TEACCHのキーワードは「構造化」。

物理的な環境を整えたり、

常に統一された環境のなかで

自閉症の子供が持っている力を発揮させる

という指導方法です。

(ものすごく簡略化して説明しています)

 

 

ABAのキーワードは「学習」と「強化」。

望ましい行動を強化して増やす。

困った行動は反対に消去させる。

そのために環境調整が不可欠だという方法。

TEACCHが子どもの持つ力を発揮する、

というところに焦点があるのに対して

ABAは子どもに望ましい行動を学習してもらう、

というところに焦点があります。

 

 

ABAの説明を本から引用します。

 

 

「ABAでは望ましい行動を教え、強化するために環境を系統的に操作しながら、

困った行動に対処し、適切な行動の獲得を支援していきます。

ABAのテクニックを使うセラピストは、スキルを小さなステップに分け、測定できるようにします。

その際、科学的に証明された行動の原理を使っていきます。

これらの原理はB.F.スキナーが提唱し、その後研究され発展してきたものです。

ABAのプログラムはすべて、子ども1人ひとりのニーズに合わせた個別的なものになっています。

ABAはセラピーではなく、様々な社会的な問題を解決するための行動の原理を研究する学問です。」

(シーラ・リッチマン著

「自閉症へのABA入門」 東京書籍より)

 

 

環境を構造化するのではなく、

日々の生活場面でスモールステップで

適切な行動が繰り返されるように環境調整する・・・

これがABAの考え方であり、

私が実施しているペアレント・トレーニングの

考え方です。

 

 

今日は療育・指導の豆知識、でした。

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アメリカと日本のタブーの違い・日本は何百年も遅れている

hinamama 2017年06月10日 

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人気作家西加奈子。

ヒット作品「サラバ!」では

自閉症スペクトラムと思われるお姉さんに

まつわるお話がくりひろげられました。

 

 

その西加奈子がよく口にする作家に

ジョン・アーヴィングという

アメリカの作家がいます。

 

 

私もアーヴィングの

「ホテル・ニューハンプシャー」

大好きです。何度も読みました。

サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」

と同じような読後の爽快感があるんです。

 

 

これがアメリカ文学の醍醐味なんだと思います。

 

 

ただ、アーヴィングは

爽快なだけではなく

人間、そしてアメリカの歴史の

ダークサイドも語っています。

それが「ガープの世界」で表現されています。

そして、彼の作品では

陽気で明るい中にも

「未亡人の一年」で

ユーモラスな中にも

人間のダークな部分が語られます。

 

 

映画館の中でのセックス

アルバイトの青年との情事

アルバイト青年のオナニー

 

 

章立てのタイトルに

「オナニーする機械」

とあるのですから驚きです。

純文学ですよ。

日本文学にそんなタイトルありますか??

 

 

かの有名な「グレートギャッツビー」

(作者・スコット・フィッツジェラルド)

でも似たような世界観が繰り広げられます。

 

 

人と性

欲望

本能

弱さ

 

 

これら全てを

切り離して考えることはできない・・・

こういうことに

アメリカの作家たちは

真っ向から

取り組んでいたのだと思います。

 

 

日本人も取り組まなければいけない。

それなのにいまだに

取り組まれていない。

そんな気がします。

 

 

後回しにされている

こういう人間の生々しいダークサイド。

ダークなんだけど

かみ砕いてみると

ものすごくユーモラスで

笑いが含まれている・・・

そんな素敵なことがらから

日本人は目をそむけ続けていると思います。

 

 

もったいない。

 

 

障害に対する観念や教育も

同じようなことが言えるのではないでしょうか。

 

 

特別支援

発達障害児教育

障害者差別

合理的配慮

療育

学校教育

義務教育

 

 

みんな、こういう検索ワードにしか

反応していませんか?

 

 

この夏はぜひ、

こういういつもの検索ワードから離れて

オナニー アメリカ文学

フィッツジェラルド

アーヴィング

サリンジャー

そんな検索ワードで

ネットサーフィンしたり

読書したりしてみてはいかがでしょうか?

 

 

新しい

発見が待っていると思いますよ(笑)

子育てにだって、

必ず役に立つと思います!!

 
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