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グレーな卵、金の卵になあれ

「生きてるだけでオッケー」にたち帰る場所

hinamama 2017年08月30日 

 

こども医療のトトロ1

 

今日は息子の検査日でした。

この子ども病院の入り口では

このトトロ像が出迎えてくれます。

(もう大学生の息子ですが

主治医が定年まで息子を診てくださるとのこと)

 

 

病院は数年前に建て替えて

ピカピカに見違えましたが、

このトトロは建て替え前から

私たちを見届けてくれています。

 

 

20年以上前から。

 

 

少し色あせて垢っぽいけれど、

今でもピカピカ光っています。

職員さんがまめに

埃を落としてくれているのでしょう。

 

こども医療のトトロ2

自動再来機のある場所には

この子もいます。

 

 

このロビー界隈では

ボランティアさんが作った折り紙が

「おひとつどうぞ」

と書かれた箱にたくさん入っています。

 

 

ミニ演奏会やミニ劇場。

会計待ちで疲れ顔の親子たちを

なごませてくれます。

 

 

院内のどこでつまずいても、

誰かがそっと手をさしのべてくれる・・・

そんなあたたかな安心感に

包まれた場所です。

 

 

ここでは時間の流れも

違って感じられます。

 

 

いくら待たされても

なんか「仕方ない」と思える。

逆にお母さんがぼおっと出来る場所。

普段はぼおっとなんてしてられませんからね。

子どもが鼻から呼吸器をつけていたり

ヘッドギアや補装具で守られた体を

いつもいつも年中無休で

見守っているのですから。

 

 

ここにいる時間は“減らない”んです。

無駄に過ぎていく感じがしないんです。

ただ、必要な時間が過ぎていくだけ・・・

子どもにとって不可欠な時間。

私(母親)だけでなく

みんなが我が子を守ってくれる時間。

 

 

孤立奮闘しているお母さんたちの

オアシスなんじゃないかな、って

来るたびに思うのです。

 

 

こんな風にナイーブなことを

感じ取る自分は、

実はとても心が疲れているんだな、

とも感じます。

疲れている自分に気づくことも

とても大切なことです。

だから私にとっては

ここで過ごす時間は大切なのです。

 

 

予約だってそうそう取れない大病院。

予約してあっても長い待ち時間。

だけどとても手厚いケアをしてくれる。

どの子にも平等に気持ちを注いでくれる看護師さん。

身体障害も精神障害も

みんなが堂々の患者さん。

眼に見える障害も目に見えない障害も

平等に存在してよい場所。

 

 

障害は目に見えやすい方が生きやすい?

障害が目に見えにくいから生きにくい?

そんな議論が意味ないってことが

わかる場所。

そう、ここは、

「生きてるだけでオッケー」と

思える場所なのです。

 

 

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今月のペアトレは「減らしたい行動にはとりあわない(無視)」

hinamama 2017年08月29日 

Screenshot_2017-02-02-20-04-20-1 (2)4月からのペアトレ。今回は4回目でした。

 

 

昨日のペアレント・トレーニングは

「減らしたい行動・好ましくない行動の

対処のしかた」でした。

 

 

「増やしたい行動・好ましい行動」は、

とにかくその行動に注目を与え

うれしい!と感じる結果を招くことで

着実に増えていきます。

 

 

その反対の「減らしたい行動」は

「増やしたい行動」の反対をすればよいのです。

そう、注目しないこと。

無視をすることです。

 

 

「もう!また出しっぱなし!」

「何度言ったらわかるの!?」

「はやくしなさい!」

減らしたい・好ましくない行動に

こんな言葉を返してはいませんか?

 

 

これは逆効果なんです。

注目しちゃってるので、

(親が反応しているので)

その行動は増えてしまいますよ。

あるいは変わらずそのまんま。

「また言ってるよ」という

親へのウンザリ感も増えてしまう。

 

 

だから、とりあわない。

注目しない。無視するのです。

そうすれば理論上は

行動が消去されていきます。

 

 

ただ、理論通りにいかないケースもあります。

 

 

その減らしたい行動が

純粋に発達の特性によるもの

(感覚過敏の問題やこだわりによる拒否感など)

だとしたら、

無視をしても行動はなくなりません。

 

 

ですから、

行動の消去を目指す時には

注目しない対象の行動を

きちんとより分けて

ピンポイントで無視する必要があります。

 

 

では、特性による減らしたい行動は

どうすればよいか?

 

 

そう、前に講義した

増やしたい行動の時と同じ、

「環境調整」です。

正確に言うと、

子どもの行動を減らす(改善する)

というよりも、

環境調整することで

子どもがそういう行動をしないようにする、

こう考えるのがベストです。

 

 

昨日はそんなお話をしました。

 

 

来月は最終回です。

テーマは

「危険な、許しがたい行動への対処」

です。

「減らしたい」なんてやわなことではなくて

すぐにでもやめさせないと危険な行動を

とりあげます。

 

 

ただね、

ペアレント・トレーニングというのは

「好ましくない行動を減らす」

ことが真の目的ではありません。

 

 

「好ましい行動を増やす」ことで

好ましくない行動を相対的に

減らしていく・・・

というのが本当のねらいなんです。

 

 

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発達障害は目立つ時期と目立たない時期がある

hinamama 2017年08月27日 

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幼児の心理相談の場面です。

発達検査をすれば

そこそこの点が取れる子がいます。

 

 

でも、点数に凸凹があまりなくても、

今、ここにいる時の行動に

凸凹があったりします。

 

 

こちらが言う言葉には耳を貸さず、

勝手に何かのお話を語り始めたり。

 

 

質問に正しく答えずに

耳にとまったキーワードだけを取り上げて

そこから連想して違う答えにしちゃったり。

 

 

なんでもかんでも

あまのじゃくになって

反対の言葉で答えてみたり。

 

 

私たちから見ればこういった行動は、

発達障害を疑うのだけれど、

お母さんたちから見れば、

「ふざけている」としか思えません。

 

 

これは大抵の場合、

ふざけているのではなく、

相手の言っていることを

理解しようとする力がないからです。

あるいは相手のセリフを

最後まで聞ききる記憶力がないためです。

 

 

それでも、お母さんにとっては、

この差を理解することができません。

頭のどこかで理解しつつも、

「それでも点数はいいのだから」

「点数がよければいつか普通になるはず」

「これって悪知恵が働いてるんでしょ」

こう考える・・・

 

 

実際、無理もないと思います。

だって、点数が足りているのだもの。

それに、

「うちの子は発達障害だ」

なんて思いたくないし、

そうだとしてもできるだけ先延ばししたい。

 

 

なんとなく、

先延ばしすれば、

今のモヤモヤが消えてなくなるかもしれない、

そんな希望に似た気持ち・・・

 

 

こういう時は

お子さんの発達障害が目立たない時期です。

 

 

実際にそこまで困っていることがない。

幼児なんてこんなもんだと思える。

きかんぼうだと思うけど

それは性格なのではないかと思う、

そんな時期です。

 

 

こういうお子さんは、

検査のたびに違うことを言われる場合も多い。

何回か会っている心理士は心配をあらわにするけれど、

一度きりしか会っていない心理士は

さらっと「問題ありませんね」と

言うかもしれない。

 

 

でも、目立つ時期というのも訪れます。

最初の可能性は幼稚園。

「指示が全く入りません」

「指示に従えません」

「一度教えたことを覚えられません」

「どうしてもみんなと同じことをしたがりません」

こんなことを幼稚園の先生に言われ、

療育を勧められたりします。

 

 

幼稚園で何も言われない場合もある。

その場合は次の可能性は小学校。

そこもスルーして、

中学でその時期が訪れる子もいます。

そこもスルーして、

高校、大学でその時期が訪れる子もいます。

 

 

さらにそこも全部スルーして

社会に出てからその時期が訪れる人。

それを人は「大人の発達障害」と呼んでいます。

 

 

発達障害の特性が表面に現れた時、

それは「チャンス」です。

早ければ早いほど予後が良いのです。

 

 

そもそも、発達障害の子育てというのは

決して特別なものではありません。

世の中全ての子に適した子育て方法です。

発達障害の子育ては、

「子どもの目線で、丁寧に」

これをつきつめているだけです。

 

 

たとえお子さんが「定型発達だった」

という結論だったとしても、

発達障害の子育てをしておけば

最善の子育てができたということになります。

 

 

「発達障害のための丁寧な子育て」

これは子育ての保険のようなものです。

かけておいて損はないもの。

徳はあっても損はない。

しかも、この保険は全ての子どもにとって

徳が大きいのです。

 

 

ですから、その保険をかけるタイミングを

逸しないでほしいのです。

 

 

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思春期のペアレント・トレーニング募集中です

hinamama 2017年08月24日 

 

スクリーンショットペアトレチラシができました!!

 

 

10月からのペアレント・トレーニングは

初の試みである、思春期向けです。

対象は中高生の子どもの親御さんです。

 

 

発達に凸凹がある子どもの子育ては

とても難しいです。

発達障害の診断があったとしても

だからといって子育ての方法の糸口が

見つかるというわけでもありません。

 

 

診断がなく「グレー」だと言われていても

だからといって「フツー」のやり方では

うまくいきません。

「グレー」だとしても

発達障害があると断定して

オリジナルなやり方を見つけないとなりません。

 

 

もちろん、目標設定も

「フツー」とは違う目標を立てなければ

うまくいきません。

 

 

有名な先生は

「思春期のペアトレは難しい」

「思春期のペアトレはうまくいかない」

そんな風におっしゃる方もいるようですが、

研究やデータから

良いデータや良い見通しが立てられないとしても、

実際には

中高生の親御さんが困っています。

 

 

幼児や児童の親御さんと同じくらい、いや、

ひょっとしてそれよりもたくさんの人が

子育ての難しさに困っています。

 

 

なぜなら、中高生は

親の言うことになんて耳を貸さないから。

 

 

なぜなら、とっくに

親子関係がこじれているから。

 

 

こじれたものをほぐすことは

それはとても大変なことだと思います。

だから思春期のペアトレは広まらないのかもしれません。

 

 

でも、みんな、困ってる。

みんなで知恵を出し合えば

きっと何かがみつかるはず。

 

 

そんな期待的観測だけでなく、

ペアトレの行動理論は

すべての生き物に共通したものですから

しっかりした理論のもとに

発展させることは可能です。

 

 

机上の論理だけでは現場には追いつかない。

私はセラピストとしてだけでなく

メンターとして関わることで

中高生の親御さんたちに

不登校の子がいる家庭に

新しい風を通していきたいと考えます。

 

 

手法はあくまでオーソドックスな

子どものペアトレに準じていきます。

その基本をベースにして、

幼い子どもにしか通じないような

単純なメソッドは省いて

(ほめ方とかご褒美のあげかたとかを変えて)

中高生に有効な行動改善のヒントを模索していきます。

怒りのコントロールや

親子の通じ合わなさに焦点をあてるところが

子ども向けとは一味違っています。

 

 

でも、目的は子どもも思春期も同じ。

「減らしたい行動を減らすために

好ましい行動を増やしていく」

これを目標にしていきます。

 

 

お申込み、お問い合わせは

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夏休みの宿題?それが、何か?

hinamama 2017年08月21日 

 

梨私の大好きな果物

 

 

梨。これを好きなだけ食べる。

毎週生協で買う。

さすがにそろそろ飽きてきたかな・・・

と思うと秋が来ます。

 

 

ケーキとかは買わないのだけれど

これだけは我慢しないで買います。

 

 

みなさんには

「これは我慢しない」というもの、

ありますか?

 

 

こういうことって大事だと思います。

我慢するもの、しないもの。

どちらもあってちょうどいい。

メリハリというのが大事です。

 

 

さて、夏休み。

我慢したこと、しなかったこと。

ちゃんとメリハリありましたか?

 

 

我慢したことばかりの人

多いのではないでしょうか?

毎日のご飯の支度。朝昼晩!

子どもの汚れたものの洗濯。

子どものスケジュール管理・・・

長い長いと思っていた夏休みも

もう今週で終わりです。

(地域によっては来週もありますが)

 

 

宿題を溜めこんで必死のご家庭

多いのでしょうけれど・・・

 

 

残りの毎日、宿題のことばかりじゃ

気が狂ってしまいます。

見通しを立てて、

どう考えても間に合わないものは

スパッとあきらめちゃうとか、

ほんの少しずつ残してごまかすとか、

悪知恵を働かせましょう!

 

 

そして、

もし夏休み、やり残したことがあるとしたら

一日だけでもいいので

楽しい思い出を作ってみてはいかがでしょうか。

 

 

長い目で見れば

楽しい思い出の方が大切です。

 

 

楽しかったことを

思い出せることって

宝物だと思います。

 

 

夕方まだ日があるうちに

外食に出かけるのもよし。

 

 

自由研究をネットで調べて終わらせるのではなく

あとで手伝うのを覚悟して

あえて美術館や博物館にでかけてみるのも

思い出になります。

 

 

最後の一週間、

「やっつける」のではなく、

丁寧に過してみてはいかがでしょうか。

 

 

我が家にとっては

はるか昔に過ぎ去った「夏休みの宿題」。

今思い返すと、

なんであんなにやっきになっていたのか

不思議だしばかばかしい。

 

 

先生の機嫌を損ねたくなかったからかな?

これをちゃんとやらなきゃ

2学期に遅れをとると思っていたかな?

(いやいや、夏の宿題なんて

2学期になんも影響なかったと思う)

それとも、やっぱり

「宿題はちゃんとやらねばならない」

という例の、「思い込み」だったかな?

 

 

うん、「思い込み」だったのではないかな

と今では思います。

 

 

だって、宿題なんて、

その年の担任の先生の目にしか触れない。

次の年の担任は知らないこと。

成績にもあまり関係ないし。

関係あったとしても

小学生は内申点とかないし。

 

 

思い込みかもしれませんよ。

夏休みの宿題。

 

 

Why Japanese people !!

と厚切りジェイソンに言われそう。

 

 

夏休みの宿題?

それが、何か? (笑)

 

 

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お母さんたちの「合理的でない信念(思い込み)」

hinamama 2017年08月19日 

 

8月19日

電話相談をしていると

「あー!そうなんですかっ!」と

お母さんが合理的でない思い込みから

脱出する瞬間に立ち会うことが多いです。

 

 

そう、「怒り」に限らず、

人はいつのまにか、

合理的でない思い込みに苦しんでいるものです。

 

 

「〇年前にグレーゾーンだと言われたから

うちの子は発達障害ではない」

「ひきこもっているのだからこずかいはいらない」

「不登校中でも宿題はちゃんとやらないといけない」

「学校に戻るつもりがないなら

スクールカウンセラーと面談はできない」

「スクールカウンセラーは子どもと話をする人だ」

(=親には会ってくれない)

「普通高校に入らないと大学には行けない」

などなど・・・

 

 

これらすべて、合理的でない思い込みです。

 

 

どれも根拠がありません。

そうかもしれないけれど

そうでないことの方が多いこと

ばかりです。

 

 

一度、グレーだと言われても、

その時期には見えにくい特性がある場合、

その特性が目立つようになる時期になるまで

発達障害が見落とされる場合があります。

 

 

ひきこもっていて一日中家にいるのだから

必要なものは親が買って来るのだからと

おこずかいをあげないのは

子どもの自立心が育ちませんよ。

 

 

お金の計算ができないからといって

すべて親がひきうけてしまうのも

よくありません。

 

 

子どもがスクールカウンセラーと相性が悪くても

親だけ面談して有益な情報を得ることだってできるし、

戻るつもりがない学校でも

親だけでも繋がっておけば

何かしら情報を得ることができるかもしれません。

 

 

「とにかく普通級で」

「普通級を外れるともう普通には戻れない」

これも思い込みです。

一度「普通」から外れて、

自分にあったレベルで生活する方が

(休学したり通信制に転校したりして)

大学進学できたり

仕事を見つけやすかったりするものです。

 

 

子どもも親も、

自分たち家族の中だけで

考え込まず、

どんどんよその人の話に

耳を傾けてみてください。

 

 

私も微力ながら

そういった思い込みからの脱却の

お手伝いをしています。

 

 

~金のたまご発達相談では

Skypeと電話相談を随時HPより受けつけております~

ただいま8~9月の予約受付中です。

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合理的でない信念を書き換える・アンガ―コントロールの観点から

hinamama 2017年08月18日 

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自閉症スペクトラムの子は

合理的でない(根拠のない)思い込みを

持っている子が多く、

その思い込みのせいで行動を妨げられたり

外出できなくなってしまったりします。

 

 

以下、7つの代表的な思い込みと、

その思い込みをどう修正したらいいかを

述べていきます。

(引用文献:「アンガ―コントロールトレーニング」

安保寛明・監修 野津春枝・著 星和書店)

 

 

①私はすべての人から好かれ、

認められなければならない。

(合理的でない信念)

私らしく生きられれば、全ての人に

認められなくてもいい。

(合理的な他の考え)

 

 

 

②私は常に成功しなければならない。

(合理的でない信念)

背伸びせず、私らしく生きられればいい。

(合理的な他の考え)

 

 

➂人生は公平でなければならない。

(合理的でない信念)

良い時も悪い時もある。一人ひとりの人生は

ちがっているからこそすばらしい。

(合理的な他の考え)

 

 

④常に用心しなければならない。

(合理的でない信念)

用心のしすぎは疲れるだけ。たまには

気を休めることも大事。

(合理的な他の考え)

 

 

⑤今、自分がこうなっているのは

これまでの人生のせいだ。

(合理的でない信念)

過去は変えられないけれど、

未来は変えられる。

(合理的な他の考え)

 

 

⑥みな、同じルールに従わなければならない。

(合理的でない信念)

人は人、自分は自分。自分も他人も

それぞれのルールがある。

(合理的な他の考え)

 

 

⑦人生は退屈であり、決して満たされることはない。

(合理的でない信念)

一瞬一瞬を大切に生きることができれば

人生は満たされていく。

(合理的な他の考え方)

 

 

上にあげた「合理的な他の考え」は

もっともなのだけれど

これを子どもに理解してもらうのは

とても難しい・・・

こう思う方が多いでしょう。

 

 

でも、くりかえし、くりかえし、

何か機会があるごとに

語ってあげてください。

 

 

はてしない道のように感じられるかもしれないけれど、

二十歳をすぎて、だんだんと

こういう考えに変わっていく若者が

いるのも事実です。

 

 

失敗して、人との違いに苦しんで・・・

でも、話を聞いてくれる人がいれば、

繰り返し話をするうちに

自分で合理的な考えを導き出せる人は

たくさんいます。

私はそういう若者たちを知っています。

 

 

だから、お母さん、

あきらめないでください。

でも、お母さんだけでは抱えきれないこともあります。

お子さんに、できるだけ多くの

他人の大人の味方を見つけてあげてください。

 

 

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思春期のペアレント・トレーニングとアンガ―コントロール

hinamama 2017年08月15日 

 

さるすべりこの時期サルスベリが綺麗です。

 

思春期の子どもで困ること。

それは親に話をしてくれないこと。

いつもイライラしていること。

親にイライラをぶつけること。

 

 

そういった事情で

親子がうまくコミュニケーションを

とれないので、

親は黙って我慢してみたり、

その我慢が親にたまって

かえって親の方がぶちぎれてしまったり・・・

 

 

あるいは

聞き入れてくれるまで

くどくどとってみたり・・・

 

 

親も子どもも、

「怒り」のコントロールが

難しくなる時代です。

 

 

怒りをコントロ―ルするには

認知行動療法が効果的です。

 

 

認知行動療法とは

癖になっている自分の思考の中で

役に立たないマイナスな思考(=思い込み)

を修正して、

思考の先にある行動(結果)をプラスに変えていこう、

というものです。

 

 

とにかく、人は「思い込み」が強いもの。

根拠のない、いろいろな

「思い込み」を抱えています。

その「思い込み」が

人生を窮屈に生きにくくしているのです。

 

 

たとえば、

思春期の凸凹っ子は

次のような合理的でない思い込みを

抱えている子が多いです。

 

 

①私はすべての人から好かれ、

認められなければならない。

 

 

②私は常に成功しなければならない。

 

 

➂人生は公平でなければならない。

 

 

④常に用心しなければならない。

 

 

⑤今、自分がこうなっているのは

これまでの人生のせいだ。

 

 

⑥みな、同じルールに従わなければならない。

 

 

⑦人生は退屈であり、決して満たされることはない。

 

 

などなど。

(思春期・青年期版

アンガ―コントロールトレーニング

安保寛明 監修 野津春枝 著 星和書店)
写真をクリックするとamazonにとびます。

 

 

ここにあげたものはすべて

合理的でない思い込みです。

決して真実ではなく、

怒りを呼ぶだけの間違った信念です。

 

 

これらの間違った信念を書き換えて

行動と結果を変えていくと

怒りをコントロ―ルできるようになります。

 

 

さて、この7つの思い込みを

どう書き換えるか。

次回に続きます。

 

 

※思春期のペアレント・トレーニング開催は

10月です。詳しくはこちら↓
「金のたまご発達相談HP」

 

 

 

 

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怒りが邪魔な人も怒りが全くない人も両方いる

hinamama 2017年08月13日 


自閉症スペクトラムの人と

たくさんお話をしてきました。

ここ数年は20代の人が多いです。

 

 

少し前までは中・高生が一番多かったように

思うのですが・・・

 

 

20代の人とお話して考えさせられるのは

「怒り」という感情についての

さまざまな思いです。

 

 

ひとたび「怒り」のスイッチが入ると

自分をコントロールできない人がいるかと思えば、

その真逆で

「怒り」という感覚を全く知らない

「怒り」を覚えたことがない、

そういう人たちもまた存在するのです。

 

 

「怒り」が強い人は

気がついた時にはもう行動をしてしまっているので

そのあとの対処が大変です。

そもそも、行動せずに

問題行動を未然に防げれば一番いいのですが

そうはいかないから日々困っているのです。

 

 

その正反対の方、

「怒り」という感覚がない人、

こちらもとても困るのです。

 

 

「怒り」がなければ

問題行動もないだろうから

それでいいんじゃない?

と思う人もいるかもしれませんが

決してそうではないのです。

 

 

簡単な言い方をすれば、

「怒り」の感情がないと

言われるままの人生になってしまいます。

好き・嫌いとか正しい・間違ってるとか

そういう価値判断が出来なくなります。

そして、自分の意思というものが

どこにあるのか

わからなくなってしまうのです。

 

 

「怒り」という感情が

人間にとってどれだけ大切なものか。

たぶん、みなさん、改めて

そういう風に考えたこと

あまりないのではないでしょうか。

 

 

怒りはエネルギーです。

負のエネルギーにもなるけれど、

正のエネルギーだって、

怒りがないと生まれないと思う。

 

 

かといって、

怒りにとらわれているうちは

幸せはやってこない。

 

 

怒りがこみあげてきて、

それをエネルギーに変えて、

何か変化が起こって、

それで新しいことを学ぶ。

そのあとに幸せがやってくる。

 

 

怒り。それは最初は、

負のエネルギーでしかないかもしれない。

でも、その負の連鎖を繰り返すことで

きっと気づくこともあるはず。

その気づきがあってから

本当の幸せは訪れるのではないでしょうか。

 

 

怒りがないと気づくことができない。

いつまでも言われるまま

いつまでも自分に自信が持てないまま

自分が喜んでもいいと気づけないまま

自分が嫌なものは嫌だと言えないまま

 

 

そして、

自分がなにを欲しているのか

気づけないまま・・・

 

 

「怒り」によって問題行動を起こす人、

こちらが多いと思われているかもしれませんが

(こちらの方が表沙汰になるからです)

「怒り」を感じられずに

ひきこもっている人は

同じくらいいるのではないかしら。

 

 

だからこの本が芥川賞を取ったのではないか、

そんな風に思います。

審査員たちが自閉症スペクトラムを

どれだけ意識したのかはわかりません。

でも、間違いなく、

時代が何かを訴えているから

この小説が日の目を見たのだと思います。

 

 

「コンビニ人間」村田沙耶香 文芸春秋

(写真をクリックするとamazonにとびます)

 

 

この本を読んでいて、最初は、

なんでこの本が売れたのか?

読んでいる人は何を評価しているのか?

といら立ちがありましたが、

最後まで読んで納得がいきました。

 

 

人間が描かれていることに違いない。

移り変わり流れていく人間のありさまの

断片が描かれている・・・

そう感じることができました。

 

 

このブログに興味を持ってくださる人は

みなさんこの本を味わえると思います。

 

 

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お待たせしました!中高生の子どものペアトレ始めます

hinamama 2017年08月10日 

 

金のたまご文字カラー版

幼児・学童向けのペアレント・トレーニングは数あれど、

思春期向けのペアレント・トレーニングは

まだほとんどどこでもやっていません。

 

 

小学校を卒業したからといって

子どもの行動が急に変わるわけではありません。

しかも、中高生になると

親の言うことに耳も貸さなくなるので

本当は子育てはここからが難しい。

 

 

子どもが小さい頃から

親御さんたちには

ペアレント・トレーニングを

受けることをお勧めしますが、

「ペアトレって、

コースが終了してしまうと

なんだかきれいさっぱり

忘れてしまう・・・」

というお母さんが多いようです。

 

 

 

そんなお母さんも、

ペアレント・トレーニングを

体験しないまま

子どもが中高生になってしまった

というお母さんも、

ぜひ、この機会にご参加ください!

 

 

開催日時:第1回 10月23日

第2回 11月27日

第3回 12月18日

第4回   1月15日

第5回    2月5日

第6回    3月5日

(開催曜日は月曜日です。)

全6回に参加していただきます。

 

 

会場は今までと同じ

横浜市青葉区のたまプラーザです。

田園都市線です。

 

 

もし、3~4人のグループでのお申込みであれば

渋谷・横浜など貸し会議室などを借りて

開講することもできます。

(その場合は上記の日程以外となります。)

ご希望の方はお問合せください。
「金のたまご発達相談HP」

 

 

 

今までやってきたペアレント・トレーニングの

基本的な理論(講義)はそのままに、

中高生によくある問題をとりあげながら

「好ましくない行動」の改善を

(これは実は、好ましい行動を増やすことなんです)

ワークショップ形式をとり入れながら

進めていきます。

 

 

参加者の皆さんのケースを持ち寄っていただき

一緒に創意工夫してゆけたらいいなと

考えております。

行動の理論など、基礎的なお話も

しっかりお伝えしていきます。

 

 

金のたまご発達相談の

ペアレント・トレーニングについては

こちらをご覧ください。
「金のたまご発達相談HP」

 

 

ペアレント・トレーニングについて

もっと知りたい方は

本ブログカテゴリー「ペアレント・トレーニング」

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