• スペクトラム

 

発達障害のグループを大きなくくりの中に「自閉スペクトラム症」があります。この分類は新しい分け方で、アスペルガー症候群や広汎性発達障害、高機能自閉症、そして自閉症もこのグループにみんな一緒に入りました。いずれも「社会的コミュニケーションの著しい欠陥」ということが共通項になっています。レベル1~レベル3までの重症度水準が設けられています。

 

今まではアスペルガーは自閉症とはちょっと違う障害というイメージでしたが、同じくくりになったことで違和感を覚えた人もいるでしょう。ただ、もともと「スペクトラム」という言葉は「多様性」という意味が含まれているので、この分類は決して間違ってはいないことになります。「スペクトラム」と聞いて虹の写真や7色の色彩図を思い浮かべる人が多いと思います。7色は「いろいろな・いくつかの」という意味合いが強いですが、正確に言えば、色素と色素の間には境目がなく、数限りないバリエーションが考えられるのです。

 

なお、自閉スペクトラム症にはADHDとLDは含まれません。