<子どもの進路にはどんなものがある?>

 

  • 通級と適応指導教室(小・中学生対象)

もし、子どもが不登校になったら?不登校ではないけれど休みがちなんだけど・・・

授業でやっていることがさっぱりわからなくて、ただ座っているだけみたい・・・

そんな子どもたちのために、学校の教室(普通級)以外に通うところがあります。

それが通級や適応指導教室です。通級は学習が困難な子どもや他児とトラブルが多かったりじっとしていられなくて、授業に参加できない子が通います。内容は地域によってまちまちですが、週1回から数回にわたって通ったりします。通級は基本的には学校に通っている子どもが対象です。不登校の子どもが通うのは適応指導教室です。

適応指導教室には、そのままの名前でなく、楽しそうなかわいい名前がついていることが多いです。(“ハートフルスペース”とか)どちらも学習指導が中心です。子どものペースに合わせたメニューで学習できます。適応教室のほうはさらにゆるい感じで、

学校に行けない間の居場所として、サロン的な機能も果たします。

 

  • フリースクール

NPOや民間で開設している不登校の子どもが過ごせる場所です。一緒に食事をしたり家の中(フリースクール)で過ごしたり課外活動をします。各団体により多種多様な形があり、塾のような形式をとっているところもあります。

 

  • 通信制高校

学校に毎日通わなくても、自分のペースで高校を卒業できます。高校卒業に定められた単位を取得することが目的となります。公立と私立があります。多くの通信制が週1~3回程度の登校ペースになりますが、遠隔地域の通信制は登校が困難な場合もあるのでもっと登校頻度が低くてすむ学校もあります。スクーリング(職員との面接)、レポート提出、テストの3つをこなせば卒業できます。自分のペースで勉強できますが、一人で頑張らないといけないのでみんなが卒業できるとは限らないようです。また、人との関わりあいが少なくなるので、「友達がほしい」、「普通の高校生のような生活がしたい」という場合でしたら、通信単位制高校もしくは単位制高校を選ぶとよいと思います。

 

  • 単位制高校

通信制高校と同じように、各勉強科目の単位を取り高校卒業できます。公立と私立があります。普通高校を中退し、高校卒業のための足りない単位を取りたい、という目的であれば、公立の単位制に入って足りない単位を取得するとよいと思います。また、自分のペースが守れて登校日数が少なく、でも普通の高校生みたいに毎日学校には行きたい・・・という人にも単位制高校は向いています。私立には、システムは通信制だけれど毎日登校するタイプの単位制高校がありますので、距離的に登校可能な学校を色々調べてみるといいと思います。

 

  • 定時制高校

夕方に授業があるので働きながらでも通える、という点は昔とかわりありません。4年

かけて卒業するのが通常ですが、学校によっては3年で卒業できる学校もあります。学校によっては、社会人よりも不登校経験者の方が多い学校もあるみたいです。

 

  • サポート校

「サポート校」と呼ばれる学校は、高校ではありません。法律上違うものなので、サポート校に通っても高校卒業にはなりません。サポート校にはいろいろタイプがあり、通信制高校を3年で卒業するための単位取得や進級支援を目的としている場合もあるし、高校卒業認定試験を受けて大学を目指したいという人のための予備校的な機能を果たす場合もあります。ですから、サポート校の母体は、通信制高校もあるけれど、多くは学習塾や予備校などの教育機関である場合が多いようです。