私の考え(コンセプト)

 

~支援には地域差があるから~

発達障害支援には地域により差があります。
医療機関にも対応に差があります。
知識が豊富な専門家がいなかったり、
発達障害に対する考え方がまちまちであったりすることがその理由です。
一方、地域の環境の違いをよそに、
ネットや書籍、メディアの情報は爆発的に豊富になっています。
今や本屋に行けば、発達障害児・者のための本は本棚にいっぱいで、
どれを選んだらいいのかわからないくらいです。

 

~情報や施設がありすぎても困るから~

知識のある専門家が地域にいないことが最もつらい状況だと思います。
でも、都心部で施設が豊富にある地域の人たちが安心して暮らしているかといえば、そうでもありません。
あふれる情報の中で、そしてあふれるアドバイスの中で、
全部をやることは難しく、どれを我が家で取り組んでいけばいいのか迷い、
自分の非力さにうつうつとしている保護者は多いと思います。

 

~だから、支援に一番必要なことは~

私は、発達支援を考える時、最新の情報や最新の技術はそれほど重要ではないと考えています。
それよりもむしろ、「信頼できる第三者がそばにいてくれるかどうか」これこそが大事だと思っています。
「寄り添ってくれる第三者」がまだいない人の「信頼できる第三者」に私はなりたいと考えています。
療育の先生、カウンセラーさん、というよりあなたのおうちのホームドクターならぬ、
「ホームコーディネーター」になりたいのです。
特に力を入れたいのが「学習」への取り組みかたです。
なぜなら、学習は家庭で必須のことであり「成績」がどうしても子どもの評価対象になってしまうからです。
グレーな子どもたちに必要なのは「学習させる」ことではありません。学習の環境調整です。
学習の環境調整とは、親や教師が「どこに学習の目標を置くか」にかかっています。

子ども本人を変えるのではなく、まずは環境調整です。そのためにペアレント・トレーニングにも力を入れています。

 

<プロフィール>
名前:植田日奈
職場:東京えびすさまクリニック(院長・山登敬之)カウンセラー
東京都町田市健康課心理相談員(乳幼児)

東京都出身。和光大学人文学部卒業。事務職、営業職、英会話講師を経て、出産を機に専業主婦になる。
子どもに障害があったことがきっかけで昭和女子大学大学院生活機構研究科(心理学)を受講。
同大学院終了後、臨床心理士の資格を取得。